
気が利く人は仕事で評価される!5つの特徴とポイント

『気が利く人』は仕事で成果をあげ、出世も早い傾向にあります。
なぜ気が利く人は評価されるのでしょうか?
例えば、気が利く人というのは以下のような特徴があります。
- 思いやりや気遣いがあり、話しやすい
- 先回りして仕事の問題を対処してくれる
- 視野が広く細かいところまで気付いてくれる
これらは一例ですが、
これらの特徴は仕事を円滑に進める上で大事なポイントともいえます。
「仕事ができる人」=「気が利く人」とも言えます。
気が利く人と仕事をすると、コミュニケーションが取りやすいと感じるし
物事がどんどんスムーズに進んでいくなと感じることでしょう。
では、どのようにしたら気が利く人になれるのでしょうか?
気が利く人になろうと行動したところ、
人によっては「お節介」と呼ばれてしまう人もいます。
「気が利く人」と「お節介」の違い

仕事で評価をあげるために気を利かせたところ、
「お節介」とか「気を遣いすぎ」と言われてしまう人がいます。
何がダメなのでしょうか?
自分の意見の押しつけはダメ
「あなたのためにやってあげるよ」と言葉でいいつつも
自分の意見を押しつけてくる人は、気が利くというより「お節介」と思われるでしょう。
「仕事の評価をあげたい!」
「周りからいい人と思われたい!」
といった自分本位で、自分に意識が向いている人はそうなりやすいです。
逆に言えば、相手のことを思って、相手が喜ぶことを察知して動ける人は
気が利く人と呼ばれるでしょう。
受け取り方は人それぞれ
また、相手の受け取り方によって反応が変わることもあります。
例えばの話、
両手いっぱいの荷物を1Fから2Fに運ぼうとしているAさん、
気を利かせて「重そうっすね、手かしますよー」と運んであげるBさん
そのときのAさんの反応は大きく2パターン
- 〇「ありがとう、助かるよ!気が利くね!」
- ✕「いや、気を遣いすぎだから。自分1人で運べるから。」
同じことをしても、相手の反応次第で変わるということはあります。
相手の反応がイマイチだったとしても、落ち込まないようにしましょう。
気が利く人の特徴5つ

「気が利く人」には共通する特徴があります。
気遣いある人になるために、その特徴を知りましょう。
①相手より先に行動する
気が利く人は、相手より先に行動します。
気が利く行動をすると、周りからこんな感謝の声を貰います。
- 「それやっといてくれたんだ。気が利くね。」
- 「すぐにやってくれてありがとう。気が利くね。」
気が利く人は、相手の期待値を超えて、相手より先に行動する特徴があります。
②周りを観察し、全体を見ている
細かいところまで配慮が行き届いて、気が利く人のことを
「痒いところに手が届く人」なんて言いますが、
気が利く人が、それを出来るのは、周りの人や環境をよく観察しているからです。
また、全体がどのような動きをしているかを見れているからです。
だからこそ、相手に合わせた最適な気遣いが出来るのです。
③人が嫌がることをやる
気が利く人は、人が嫌がることを率先してやります。
例えば、会社の飲み会で幹事が必要。でも誰も手をあげない。
そんなシチュエーションありませんか?
そんなときに「私やりますよ」とスッと手をあげる。
面倒くさいとか思ったりせず、チームに必要なことを率先してやります。
人に気に入られたいから動くのではなく、
周りがこうして欲しいだろう、チームにはこれが必要だろうと行動します。
④先読みした行動ができる
気が利く人は、先読みして段取り良く物事を進めることができます。
例えば、身近なところで、レストランでの外食でも先読みの力を見ることができます。
以下のことを言われずにしてもらえたら、嬉しいし、テンポ良く物事が進むと思います。
- 箸や小皿を配ってくれる
- セルフサービスの水をついでおいてくれる
- 好みのメニューを注文しておいてくれる
- サラダを取り分けてくれる
- 好みの味付けを覚えていて、味付けしてくれる
- 会計を済ませておいてくれる。
周りが望むことを、言われる前にやってしまえる人、
これが先読みする力がある人です。
上はレストランでの事例ですが、仕事においても同じ。
仕事を進める上で必要なことや、周りが望むことを、
言われずとも気付いて進めることが出来る人は
周りから喜ばれるでしょうし、段取りよく物事が進むでしょう。
⑤相手の話を積極的に聴く
気が利く人の特徴として、聞き上手で、積極的に話を聴く人が多いです。
人と人がコミュニケーションするとき、話の深堀りが不足していると誤った理解を
してしまうことがあります。
例えば、こんな話を聞いたことがあります。
とある職場で、突発の案件があり、チームで残業して取り組むことになりました。
チームメンバーのAさんは、いつもであればこういうとき、率先してリーダー役を
買ってでてメンバーをまとめあげてくれる。でも今日はどこか落ち着きがない。
何か気になるなとチームメンバーが違和感を感じて
「今日なんかあった?」「集中して頑張ろう」と声掛けしても状況は変わらない。
そこで、チームでも気が利くことで評判のBさん、Aさんを裏に呼び出して
「Aさん、今日はいつもと比べて服や髪型が整ってるね。この後用事あるの?」
この一言を受けて、Aさんは、恥ずかしそうな顔をして本心を語ってくれました。
実はこの後コンパに誘われてて、それが言い出せなかったと本音を語ってくれました。
Aさんはあまり異性慣れしてないのを知られるのが恥ずかしくて切り出せなかったのです。
気が利く人というのは、このBさんのように、相手の普段との違いに敏感で
相手が何を思っているのかを察知するのに長けています。
そして、それを確認するため相手の話を積極的に聴きにいきます。
気が利く人とは、話をただ聞いてるだけでなく、相手の気持ちを汲み取って、
何を行動すべきかを判断できる人です。
仕事で気が利く人と呼ばれる5つの行動

これまで気が利く人の特徴をみてきました。
これらの特徴は一朝一夕ではなかなか身につかない部分があります。
なので、仕事上で取り入れやすい行動を5つご紹介します。
実行しやすい5つのポイントから始めていきましょう!
①挨拶や感謝の言葉をはっきり言う
挨拶や感謝の言葉を人より先にしましょう。
相手が良い気持ちになるように、元気に「おはようございます」と。
何かしてもらったら素直に心から「ありがとう」。
挨拶はコミュニケーションの潤滑油です。
相手に元気になってもらいたい、感謝を伝えたいという意図で関わりましょう。
気が利く人は、仕事を円滑に進めるためには人との関係性づくりがとても大事であり、
こうした言葉かけが、相手との距離感を縮めるのに大いに役立つことを知っています。
一見簡単で疎かにしがちですが、とても効果があります。
②コミュニケーションの量を大切に
気が利く人は、コミュニケーションを普段から積極的に取ります。
なぜなら、相手との関係性づくりを大事にしているからです。
また、相手の興味やツボがどこにあるのかも普段の会話から知ろうとします。
そのため、コミュニケーションを積極的に取ることを大切にしています。
気が利く人になろうと思うのであれば、コミュニケーションの量を大事にして下さい。
気が利く人のように『質』の高い会話はできないかも知れない。
だけれど相手と関わろうとするコミュニケーションの『量』を増やすことは出来ると思います。
量を増やすことで、だんだんと会話上手になり、相手の興味を理解できるようになると思います。
また、話しかける回数が多いことで、相手はあなたをより近い存在だと思うようになります。
コミュニケーションの量を増やしていきましょう。
③相手がして欲しいことをする
気が利く人は、相手がして欲しいことは何かを察知して、実行する行動力があります。
相手が何をすると喜ぶのか、気持ちがあがるのかを把握しておくことが大切です。
NGなのは、押しつけの優しさです。
「これをやったら喜ぶに違いない」と押しつけをしてはダメです。
相手の反応をよく観察しましょう。顔や表情をよくみて下さい。
本当に喜んでいるのか、いないのかを。
しっかりコミュニケーションを取ることが大切です。
④気が利く人と呼ばれている人をマネする
- 「気が利く行動をしたつもりがお節介と言われた。」
- 「何をしたら気の利いた人と呼ばれるか分からない」
そんな悩みの声を聴いたりもしますが、
1つの答えは、気が利く人と呼ばれている人のマネをすることで、気の利いた人になることが出来ます。
上手な人を素直にマネするという姿勢が大事ですね。
あと、単純にマネをして直ぐに上手くいくとは限らないので注意しましょう。
気が利く人は。相手との関係性づくりや、事前の根回しをしていたりもしますから、
気が利く人の行動を一部分だけ切り取ってマネしても、思ったような反応を得られないかも知れません。
もし、失敗したな、上手くいかないなと思っても、めげずに反省して、どうやったら
上手くいくかを考えることが大切です。
それを繰り返すことで、あなたは気が利く人に近づいていけます。
⑤相談だけでなく自分の答えを持つ
気が利く人は、上司に相談するとき、自分自身の答えを持って提案をします。
相手に相談するだけでは、相手に対して答えを考えさせるという手間を取らせてしまいます。
なので、相談するときは、ただ相手に話を聞いて貰うだけでなく、自分はこうするといいと思う
といった提案を付け加えます。
そういったアイデアがあれば、それをもとにコミュニケーションが広がりやすいです。
気が利く人は、相手に時間を使わせるのは申し訳ないという考えをもっています。
相手との時間を大切にしたい、これも気が利いた態度といえます。
まとめ
気が利く人になるための特徴や、仕事で使えるポイントをご紹介してきました。
気が利く人というのは、コミュニケーション能力に長けています。
相手を理解し、相手との関係性をつくり、相手が求めることをする。
コミュニケーション能力が高いほど、これらを上手にできます。
あなた自身のコミュニケーション能力を上げることで、仕事ができる、
気が利く人になることができます。
ただ、一朝一夕で変わるものでもありません。
気が利かないとか、コミュニケーションが下手だと言われてしまう人というのは、
人目を気にして行動できなかったり、周りに目が行き届かなかったり、
自分で分析して改善することが難しかったりもします。
だからこそ、地道に実践的な練習を重ねることが大事です。
コミュニケーション講座体験レッスン開催中
コミュニケーション上手な気が利く人になりたいという方は、
実践練習を積み重ねることで理想に近づくことができます。
気が利く人になりたい。自分を変えたい。
でも何をしたら良いか分からないという方は
コミュニケーション講座に通うことをオススメします。
はじめは慣れないことで大変だと感じるかも知れませんが、
何もパターンを変えずに良くなることはありません。
スポーツジムで身体を鍛えていくように、
自分自身に適切な負荷を与えてパターン(習慣)を変えていきましょう。
自分1人で解決しようとすると、時間もかかるし自分でもっている視点でしかみることができません。
プロの目から見てあなたのどんなところが課題で、日常でどういうことをやっていけばいいかといった
課題がハッキリわかります。更に実践したことへのフィードバックがあるので、
より効果的にコミュニケーション能力を高めることが出来るでしょう。
自分一人ではなかなか上手くいかず、嫌になったり、挫折してしまったという方にオススメです。
不安に思う方々に力強いサポーターにもなってくれます。
アトリエシャンティのコミュニケーション講座は、少人数制のレッスンで一人ひとりの課題に合わせ
専属講師がしっかりサポートします。
実技8割のレッスンカリキュラムは、日常生活のシチュエーションに合わせ実践練習をするので、
日常に活かしやすいと好評価を得ています。
満足度90%以上のレッスンを体験してみてください。
コミュニケーション講座の体験レッスン、随時募集中!
岐阜・名古屋・富山・石川で開催中です。
コメント