
苦手な人とも仲良くなれる?上手な接し方とは

皆さんは苦手な人とどう接していますか?
気を使ってしまう、無理をしている、あまり関わらないでいる…
どちらかというとネガティブな感じでしょうか?
ここではそんな苦手な人に対して上手にけえ接するためのポイントをお伝えしていきます。
是非、ポジティブに、日常での参考にして下さい。
どんな人が得意ですか?逆にどんな人が苦手ですか?

色々と思い浮かぶ人もいるかと思います。
誰もが得意な人とは多く接していたいと思うでしょうし、苦手な人とはなるべく距離を取りたい、できればあまり接したくないと思うのではないでしょうか?
それが出来れば問題ないですが、なかなかそうもいかないのが現実です。
まずは、どんな相手が苦手と感じやすいか、いくつか分けながら、どうやっていけば苦手意識が減っていくのかお伝えしていきます。
苦手と感じやすい人をタイプ別に上げてみましょう

人それぞれ、苦手なタイプは違うと思います。
ここではよくありそうなタイプを5つ上げてみました。
一つずつ見ていきましょう。
自分からは喋らない人
複数人でいる時も、1対1の時も、なかなか自分からは話さない人。
話しかければ話してくれるけれど、話しかけなければ喋らない人。
いつも自分から話題を振ったり、問いかけているとだんだん気を使って疲れてしまいます。
無愛想、表情がかたい人
近づくなオーラを出していて少し距離をおいてしまいます。
何を考えているか、よくわからなかったり、怖い印象を受けてしまいやすいです。
気難しそうで、近寄りがたい雰囲気があるので、苦手と感じる人も多くいるかもしれません。
すぐに怒る人、否定的な人
すぐに怒ったり、文句を言い出す人。
または、他の人の意見や話に否定から入る人。
なるべくなら距離を置きたいと思う人も多いのではないでしょうか?
いつ怒り出すかわからず、気を使いながら接するのも辛いですよね。
否定的な会話も話していて嫌になってしまいます。
自分の話しばかりする人、自慢話しが多い人
とにかく自分のことを話したい、自分は喋っていたい人。
会話が一方通行で話している人は楽しく、気持ちいいかもしれませんが、聞いている相手はその場から離れたくて気疲れしてしまいます。
話しが噛み合わない人、共通点がない人
話しの話題や好きな事が全然違ってなかなか話しが合わない人。
共通点が見つからず、話しが続かないので、自分とは合わないと感じてしまいます。
なぜ苦手と感じるのか?

そんなタイプの人に対してなぜ苦手意識を持ってしまうのでしょうか?
いくつか理由をあげていきます。
過去のトラウマ
過去に対人関係において、嫌な出来事や経験があり、トラウマになってしまっている。
自分を守ろうとする防衛反応で、そこから距離をつくってしまいます。
相手が自分を嫌っていると感じてしまう
相手の態度から、自分は嫌われているのではないかという被害妄想や、ネガティブなイメージをつくってしまいます。
誤解を生んだり、確認不足からマイナスな方向に行ってしまうこともあるでしょう。
しつこい、くどい
話しが長く、自分のことばかり話されていると、くどいと感じます。
「この人、話し長いからなー」と苦手意識を持たれてしまいます。
話しが続かない、気を使う
会話のキャッチボールができないと話しが続きません。
なんとなく、この人とは話が続かないと感じると、そこから苦手意識を持ってしまいます。
嫉妬心
少し違うケースですが、相手の方が自分より優れていると感じると、嫉妬心がうまれることがあります。
比べられたくなかったり、競争心から、苦手意識を持ってしまうこともあるかもしれません。
苦手な人の付き合い方

それでは、苦手な人とどう付き合っていったら良いのでしょうか?
上手な付き合い方を考えてみましょう。
自分から挨拶してみる
まずはどんな相手でも自分から挨拶をしてみると良いかもしれません。
挨拶をしてもらったら、やはり相手は気持ちいいものです。
それに挨拶は、会話の内容を考えずに誰でも行うことができます。
良いコミュニケーションはまず挨拶から始まります。
挨拶をされて、嫌な気分になる人はまずいないでしょう。
自分から会話のきっかけをつくることで、相手とも良い関係性を築きやすくなります。
自分から自己開示してみる
自分がどんな人間か話すことで、相手の警戒心も和らいできます。
まずは、自分を知ってもらい、相手との距離を少しずつ縮めていきましょう。
相手をイメージで決めつけない
「あの人はこういう人だから」という勝手な思い込みや、自分が持っているイメージで決めつけないことです。
見た目は冷たそうだけど、話してみたらいい人だった。
怖そうな人だけど、実は優しい人だった。
こういう話はよくあります。
イメージで苦手意識を持たずに、その人を知ろうと相手に興味を持つことも大切です。
相手を名前で呼んでみる
相手を名前で呼ぶと、自然と親近感も湧いてきます。
呼ぶほうも呼ばれる方も、お互いに距離が縮まり良い関係を築きやすくなります。
日常から意識したい事

日常生活の中で、どんなことを意識したらより苦手意識をなくしていけるでしょうか?
日々のトレーニングで改善できることも多くあります。
いくつかご紹介していきます。
ラクでいる
慣れない場所、慣れない人の前に立っても常に自然体でラクな状態でいられることが大切です。
緊張したり、硬くなっていては、本来持っている自分の力を最大限に発揮することができません。
どんな場面であっても、リラックスした楽な状態でいられたら、たとえ苦手と感じる相手とのコミュニケーションもうまく取ることができるでしょう。
何を言われても動揺しない
怒られたり、何か気にしていることを言われたりすると、どうしても動揺してしまいますよね。
これがもし、何を言われても、動揺しない精神を持っていたらどうでしょう。
どんな相手とも苦手意識なく接することができると思います。
そのためにはやはりトレーニングが必要です。
日頃からトレーニングを積み重ねていると、日常のあらゆる場面でも、動揺せずに平常心を保つことができるようになってきます。
共通点を探す
どんな相手とでも共通点を探すことができたら、誰とでも仲良くコミュニケーションをとることができるでしょう。
最初はなかなか多くの共通点を探すのは難しいかもしれません。
そんな時は、気候や天候、食べ物の話をするのも良いですね。
何も難しい話や専門的な話をする必要はありません。
誰にでも当てはまるもの、共通するものを探していくと、意外と身近に共通点はあるものです。
会話のキャッチボールをする
コミュニケーションはキャッチボールが大切です。
1つ投げたら、1つ受け取りましょう。
投げっぱなしでは、キャッチボールにはなりませんし、受けてばっかりでも、これまた成り立ちません。
お互いが意図を込めて交わし合うことでコミュニケーションが成り立ちます。
人柄に意識を向ける
苦手な人と会話をするときは、できるだけその人の人柄に意識を向けると良いでしょう。
人柄を見ることによって、その人の表面的には見えない部分、深い部分が見えてきます。
目に見えるもの、いわゆる事柄的な会話は、浅く、軽いものになることが多いです。
もちろん、事柄の質問をするのも会話を広げていく中では大切ですが、それだけでは苦手なままで終わってしまうでしょう。
その相手の人柄を知ることで、新たな一面に気づくことができるかもしれません。
自分自身が周りの人にとって苦手な人にならない為に

ここまでは苦手な相手について書いてきましたが、自分自身がそうならないためにも気をつけていかなければなりません。
自分がそう思うと言う事は、相手もまたそう感じる可能性があります。
一度、自分自身を見つめてみるのも良いでしょう。
表情豊かにする
上記にも挙げたように、表情が固かったり、無表情の人には、それだけで苦手意識を持たれやすいです。
常に自然な笑顔でいられたら、それだけでも接しやすい印象に変わります。
とは言っても、なかなか笑顔を保ち続ける事は簡単ではないかもしれません。
表情はトレーニング次第でどれだけでも改善することができます。
そして表情は気持ちの部分と繋がってきます。
表情を意識的に動かすことで、気持ちも前向きになっていくことも期待できるでしょう。
返事、リアクションをとる
返事は会話の中で基本となります。
当たり前のようですが、これができてない人が意外と多いです。
相手がくれた言葉にはしっかり返事で返すことが大切です。
また、そこに感情を表すようなリアクションをつけていくと会話も盛り上がり、話しやすい良い印象になっていくでしょう。
はっきり話す
言葉は、くっきりとはっきり聞きやすく話すと良いでしょう。
声が小さかったり、ぼそぼそと話していては、会話も聞き取りづらく、それだけで相手にストレスを与えてしまいます。
相手に聞き取りやすい声のトーンは気持ちも上り良い印象を与えられます。
常に余裕を持つ
気持ちに余裕がある人は相手に安心感を与えます。
逆に、余裕を持っていない人はバタバタしたり、慌ただしかったりして相手も気をつかってしまいます。
まずは時間に余裕を持つことが気持ちにも影響してくるでしょう。
早めの行動、後に物事をためない行動は、常に心の余裕に現れるでしょう。
苦手な人とも上手に関われるようになりたい方へ

苦手意識があると、どうしてもそこから避けたくなってしまう心理が働きます。
その時はそれで済むかもしれませんが、根本的なことが解決できていなければ、また同じような状況は、やってきます。
苦手なことを気にしながら生活していくのはストレスですし、自分自身にとっても重荷となってしまいますよね。
根本的なコミュニケーションの原因を解決することで、ストレスのない心地の良い日常生活を送れるようになっていきます。
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