コミュニケーション能力を高めるための練習方法｜各務原の話し方教室

　

コミュニケーション能力とは

コミュニケーション能力とは、対人関係におけて意思疎通をスムーズに行うための能力です。

日常生活の中で人と関わることは多いと思いますが、人と関わる上で良好な関係を築いていくためにはコミュニケーション能力は欠かせません。

コミュニケーション能力というと分かりやすい伝え方などのように「話す」能力に気が行きがちですが、コミュニケーションは相手とのやり取りになるので、相手の話をしっかり理解するといった「聞く」能力も重要になります。

コミュニケーション能力を高めることのメリット

コミュニケーション能力を高めることで、人間関係を良くしていくことができるようになります。

コミュニケーション能力を高めるメリットは以下のことが挙げられます。

1.信頼関係を構築する

未知なるもの、よく分からないものに対しては警戒感が生じます。警戒している状態では信頼関係は生まれません。コミュニケーションをとることで相手を知ることができます。相手にも自分のことを知ってもらうことができるので、お互いの警戒心が溶けていきます。コミュニケーション能力が高ければ、素早く人と信頼関係を構築することができます。

2、仕事などの生産性がアップする

仕事をしていく上で周りとコミュニケーションをとることは不可欠です。そこでコミュニケーション能力が高ければ上手く協力体制をとれるため、仕事をスムーズに進められることができるでしょう。早く仕事が終わる分、結果的に生産性も上がります。生産性があがることで職場が活気づいたり、コミュニケーションが活発になるなど働く環境も良くなっていきます。

3.関係性が深められる

コミュニケーション能力が高い人は相手とのコミュニケーションで多くの情報を引き出すことができます。相手と友好な関係を築くことができるので、意外な一面を知ることができるため、相手をより理解することができます。また自分のことを相手に伝える能力も長けているため、自分の考えや価値観を相手に理解してもらうことができます。そのためお互いの理解が高まり、深い関係を築いていくことができます。

コミュニケーション能力が低い人の特徴

ではコミュニケーション能力を高めるためにはどうしたら良いか。まずはコミュニケーション能力が低い人の特徴を知ることが必要です。

ここでは3つの特徴を取り上げてみます。

①人からの評価を気にする

コミュニケーション能力が低い人の特徴の一つは人からの評価を気にしてしまうということがあげられます。

評価が気になる＝どう思われるかを気にするあまり、

「こんなこと言ったらどう思われるだろうか？」

「変に思われないだろうか」

などの思考が働いて会話を楽しむことができません。

相手を気づかう点は良いのですが、気を使いすぎてしまうと相手も気を使うため、ぎこちない関係を作ってしまいます。

②警戒心が強い

コミュニケーション能力が低い人の特徴２つ目は警戒心が強いことがあげられます。

警戒心が強い人は相手に心を開きにくい面があります。人と一定の距離を保とうとするため、表面的なコミュニケーションしかとろうとしません。

関係性も築きにくく、とっつきにくい印象を相手に与えてしまう場合もあります。

やがて人も離れていってしまうといったことにもなりかねません。

③過去のトラウマを引きずっている

コミュニケーション能力が低い人の特徴３つ目は過去のトラウマを引きずっている人です。

過去にコミュニケーションで失敗した、苦い思い出があるといった場合は、同じことを繰り返してしまうのではないかという恐怖心から、コミュニケーションに苦手意識を持ってしまいます。

そのため周囲と積極的にコミュニケーションをとろうとしなくなります。

会話している人の輪に入っていけない、自分から話しかけることができない、などの悩みを抱えているため、人を遠ざけたり、自分の殻に閉じこもってしまうなど人と関わることを避けてしまいます。

コミュニケーション能力が高い人の特徴

それでは逆にコミュニケーション能力が高い人にはどんな特徴があるのでしょうか？

３つの特徴を取り上げてみましょう。

①しっかりリアクションする

コミュニケーション能力が高い人の特徴の一つ目は、しっかりリアクションができる人です。

話している側からすると相手が無反応でいられると不安を感じて話しづらくなってしまいますが、返事を返してくれたり、相づちを打ってもらえると、興味をもって聞いてくれていると感じ、とても話しやすくなります。

コミュニケーション能力が高い人は相手の話しに応じて返事をしたり、適度に相づちを打つなどしっかりリアクションがとれるため会話もはずみやすくなります。

②話を遮らず最後まで聞く

コミュニケーション能力が高い人の特徴2つ目は、話を遮らず最後まで聞ける人と言えます。

話を途中で遮られると、自分の話に興味がないのかと相手は思ってしまいます。人によってはとても不愉快に感じるでしょう。

コミュニケーション能力が高い人は、相手の話しをしっかり最後まで聞いたうえで、共感を示したり、自分の考えや意見を言うことができます。

相手も話を聞いてくれているという満足感があるため、お互いに好意的なコミュニケーションをとることができます。

③自分のことも話す

コミュニケーション能力が高い人の特徴3つ目は、自分のことを話せる人です。

相手のことを知るためには情報をたくさん引き出す必要があります。とはいえ質問ばかりしていても、相手も警戒してしまいコミュニケーションも息苦しくなります。

コミュニケーション能力が高い人は自分の情報も相手に伝えながら、会話をすることができるので、相手も自分のことを話しやすくなります。

自然な会話で相手の情報をより多く引き出すことが特徴です。

コミュニケーション能力を高めるための練習方法

これまでコミュニケーション能力の低い人の特徴と高い人の特徴を見てきました。

コミュニケーション能力は相手とどれだけ良い関係を築けるかともいえますが、

コミュニケーション能力を高めるためには話す力、聞く力を鍛えていく必要があります。

その練習方法を紹介します。

話し方の練習

まずは話し方の練習です。

1分間トーク

話し方の練習として、何でも1分で話をまとめられるように練習しましょう。

1分間で話す練習の効果としては、自分の言いたいこと、伝えたいことを相手にしっかり伝えられるようにすることです。

話しが長くなると、人は集中力が切れて聞かなくなってしまいます。

1分で話をまとめる練習をしておくことで、自分の主張がしっかり伝えられるようになり、相手をこちらの話に集中させることができます。

結論から話す

2つ目の練習は結論から話すことです。

何が言いたいのかよく分からない人から言われたり、そう思うようなことはありませんか？

ただ言いたいことだけをつらつら話していても相手には伝わりにくいのです。

自分の主張を分かりやすく伝えることは、相手への思いやりとも言えます。

普段から結論を先に伝え、その後に理由を話す練習をしましょう。

聞き方の練習

次に聞き方の練習です。

リアクション

コミュニケーション能力の高い人の特徴でもあるリアクションを普段から意識してとるようにすると良いでしょう。

返事や相づちを相手の話しに合わせて上手くとることによって、とても話しやすい人だと相手からは思われます。良い関係も作りやすくなります。

やたら相づちを打ったり、返事の仕方もくどくなると逆にうっとおしがられてしまうので練習で、ほど良い感覚を身に付けましょう。

肯定的に話を聞く

相手の話に「いや。それは違う」とか「でも」、「しかし」などいきなり否定から入ってはいないでしょうか？特に間柄が近い人にはつい言ってしまうこともあると思います。

いきなり否定されてしまうと相手は話す気を無くしてしまったり、憤りを感じさせてしまいます。まずは肯定的に捉えることを意識しましょう。例え自分の意見とは違っても、「あなたの考えはよく分かったよ。でも私はこう思うよ」というようにまずは相手の意見を受け入れてから、自分の考えを話すように意識しましょう。

まとめ

誰でもコミュニケーション能力は高い方が良い、と思っているはずです。

でもコミュニケーション能力に自信を持っている人は少ないでしょう。

どうしたら良いかが分からない人も多いと思います。

まずはコミュニケーション能力が低い人は低いと思う原因と向き合うことが大切です。

自分の弱点と向き合わなければ改善ポイントも見えないので、高めることはできません。

自分1人の力では難しいと感じる場合は、プロに相談してみましょう。

話し方教室シャンティでは、コミュニケーション能力に関する悩みをプロの目から客観視して、コミュニケーションの課題を見つけます。

それぞれの課題に合わせたレッスンカリキュラムと的確な指導で、すぐにコミュニケーション能力を高めていくことができます。

まずは体験レッスンから。

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