

あなたは自分から話しをする方ですか?
それとも話しかけられるのを待つ方?
または誰も話しを切り出さないから仕方なく話しを切り出す。
なんて人もいるかもしれません。
ここでは双方の目線で特徴や心理などを考えながら良いコミュニケーションをしていくための方法をお伝えします。
無口、シャイ、人見知り、過去のトラウマがある。
そもそも話の切り出し方がわからない。
その他にも人それぞれ色々な理由があるでしょう。
相手に与える印象やイメージは、なんとなく消極的で大人しいといった感じがあると思います。
自分を表現するのが苦手だったり、少し不器用だったり、本当は良い人なのに無愛想な人と誤解されやすいです。
自分から話さない人はどんな心理なのでしょうか?
喋りたくないのか、本当は喋りたいのか。
何か自分を守りたいのか。
いくつか分けて考えてみたいと思います。
やはり苦手意識があるということが多く当てはまります。
人それぞれ度合いは違っても、他人と距離を置いたり壁を作ってしまうことがあるでしょう。
苦手な理由はさまざまですが、人に対して警戒心の強さを感じます。
あまり馴れ馴れしく接したり、距離が近いと、かえって距離が開いてしまいますので、少しずつコミュニケーションをとっていくことが大切です。
一人が好きな人は単独行動が多いため、複数や大人数で集まるのが苦手です。
そのため、わざわざ自分から人に歩み寄ろうとはしません。
趣味やライフスタイルも一人で楽しめるものが多いです。
例えば、読書や映画鑑賞、最近では一人カラオケや一人で食事が出来る所も増えて一人で楽しむ人も増えていますね。
多くの人は「一人の方が気を使わずに自分のペースでやれて楽だから」という理由をよく聞きます。
対人関係で過去に嫌な経験をしていると、行動にブレーキをかけてしまいます。
「もう嫌な思いはしたくない」という思いから、人との関わりを必要最低限にして自分を守ろうとしています。
そもそもどう話を切り出していいか、なんて声をかけていいか分からない。
どう接したら良いか分からないので、本当は話しをしたくても、なかなか話しかけられないでいます。
自分の行動や発言を周りの人に見られたり聞かれるのが恥ずかしい。
自分が何か間違ったことを言ってるんじゃないか、変なことを言ってないか。
自信の無さから自分の話しを他の人に聞かれるのを気にして堂々と話しができないのです。
常に受け身で話しかけられるのを待つことで周りにどんな影響を与えてしまうでしょうか?
本人は「放っておいてくれればいい」と思うかもしれないが、周りはそうもいかないようです。
知らず知らずのうちに周りに気を遣わせていたり、無理をさせているかもしれません。
何か話さなければと思い、話題を考えないといけない。
沈黙にならないように気を使ってしまい疲れてしまいます。
発言がないと何を考えて、どう思っているかわかりません。
どんな人なのかもわからないので不安になります。
感情が伝わらないため、誤解を受けることもあり「機嫌が悪いんじゃないか…」と思われてしまうかもしれません。
複数で会話をしていて誰か1人だけ話してない人がいるとなんとなく気を使ってしまい話が盛り上がっていかないです。
そんな空間は一ヶ所だけ空気が違い、なんとなく温度差を感じてしまいます。
相手が話さないと、何か話さなければと頑張ってしまい、話が一方的になってしまい話している方も聞いている方も疲れてしまいます。
「自分の話がつまらないのかな」「嫌われているのかな」と感じてしまう。
話す側も手ごたえがないので不安になりトーンが下がってしまいます。
仕事の場では報告や連絡は不可欠です。
自分から話しかけるのが苦手な人は報告が遅れてしまったり、漏れが出てしまう恐れがあります。
もちろん仕事の効率も悪いので、評価も下がってしまいます。
では、どう接していけば上手に関わっていけるでしょうか?
自分から話さないイコール人と仲良くしたくない訳ではないのです。
的を得たコミュニケーションをしていけば必ず相手も話してくれます。
挨拶はコミュニケーションの基本であり、考えなくてもできる最高の方法です。
そして誰にでも共通します。
まずは簡単に挨拶をして親近感距離感を縮めていきましょう。
笑顔の表情で相手に話しやすい雰囲気をつくっていきましょう。
人に話しかける時はいつも「笑顔」が大切です。
そして、相手は自分の鏡です。
自分が笑顔で接していればきっと相手の表情も和らぎ良いコミュニケーションに繋がります。
質問上手な人は相手との心の距離を縮められます。
相手の得意なことや好きなことを質問することでその人に対する好奇心から「自分に興味をもってくれている」と感じてもらえます。
しっかりとリアクションをとったり、相手の言葉に相づちをとることで、相手は話しやすくなります。
「いいですね」「そうですね」「うん、うん」など、聞いてますよという意図を送ることで安心して話しやすい状況をつくりだせます。
逆にリアクションや相づちが無かったらどうでしょう?
「無視された」「伝わったかどうかわからい」「聞いてるのかな」
そんな気持ちになると思います。
リアクション一つでも相手の気持ちを上げることができますし、相手が話したいと思えるようにもなります。
笑顔の表情とリアクションはコミュニケーションにおいて欠かせません。
共感を持つことで、話しは盛り上がりもっと話したいという意欲が湧きます。
相手が共感してくれたらやっぱり嬉しいですよね。
自分を認めてもらえていると実感もできて、信頼関係も生まれます。
お互いの共通点を探しながら会話をすると好奇心も高くなり自分から話したい気持ちも出てきます。
ここからは自分から話さない、話せずに悩んでいる方に、自分から話せるようになるための方法を少しお伝えします。
自分から話すことにストレスを感じている方も是非、参考にしてくださいね。
人といる時、緊張したり、硬くなっていては、なかなか自然体で関わることができません。
常にリラックスした状態でいられたら人とのコミュニケーションもまた楽な状態でできますね。
誰といても、どんな場でも、まずは楽でいられることが大切です。
不安な時は一度深く深呼吸をしてみましょう。
呼吸を整えることで心と体が落ち着き良い状態でいられやすくなります。
人に興味がもてるとコミュニケーションの質が大きく変わります。
相手に興味がない会話は自分の視点での話しばかりになります。
相手に興味がもてれば会話は相手にフォーカスした話しになってきます。
自分の感覚で決めつけずに、まずは色眼鏡を外してみましょう。
先入観や思い込みは会話の幅をせばめます。
常に白紙の好奇心で相手と関わることが大切です。
では相手に興味をもつためにはどうしたら良いでしょうか?
まずは自分との共通点を探してみましょう。
共通点、共感が多ければ多いほど人と仲良くなれます。
初めはどんな小さなことでも大丈夫です。
好きな食べ物、行動パターン、趣味、特技、段々と大きく増やして考え方やこだわりなど、人柄の部分の共通点も見つけられたらいつの間にか仲良くなってます。
決して難しい質問をする必要はありません。
日常的に、誰にでも当てはまるような質問で大丈夫です。
わかりやすい会話の方がより親近感もわきますし、リラックスできます。
それに対し、難しい話や専門的な言葉は話す相手の幅をせばめます。
例えば天気の話しとか、今日何を食べたかとか、誰でもわかり、答えられる質問で少しずつ心の距離を近づけていきましょう。
より相手と仲良くなるにはその人の人柄に触れることです。
その人の価値観、想い、心と情に視点を置くと表面的な部分ではなく、もっと深くその人を知ることができます。
事柄的な質問から徐々に人柄的な質問に広げていけると相手も話しやすく、ご自身のお話しもしやすくなります。
ただ話を聞くのではなく、相手の心に寄り添いながら聴くことが大切です。
いつも自分から気を使って話す方も、話しかけられるのを待ってしまう方も、正しいコミュニケーションがとれていれば、互いにストレスなく会話が生まれます。
ここで紹介したのはその方法の一部です。
すぐに取り入れて改善できるものもあれば、繰り返しトレーニングしなければ身につかないものもあります。
自分を知り、しっかりしたコミュニケーション技術を知れば日常の人間関係は大きく改善することができます。
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