
「人見知りってなに?」をゆっくり解きほぐす_親子で向き合うコミュニケーションの取り方

小さなお子さんを育てている保護者の方にとってちょっと気になる「人見知り」について、一緒に考えてみたいと思います。
お子さんが誰か知らない人を見たときに、急に泣いたり、ママやパパの影に隠れたり、モジモジして動かなくなったり……そんな場面に出くわしたことはありませんか?
これはいわゆる「人見知り」という反応です。
この「人見知り」、実はすごく個人差があるものなんです。
「うちの子、全然誰にもニコニコ!」「いや〜、逆に誰に会っても大泣きしちゃって…」など、お子さんによって本当にさまざま。
だからこそ、「うちの子、大丈夫かな?」と不安になるのも無理ありません。
でも結論から言うと、人見知りって成長の証でもあるんです。
今回は、そんな人見知りについて、「いつから始まるの?」「なんで起こるの?」「どう付き合っていけばいいの?」という疑問にお答えしていきますね。
目次
🍼 生後6ヶ月ごろから始まる「最初の人見知り」
まず、「人見知りっていつから始まるの?」という疑問について。
赤ちゃんは生後すぐの頃、実は「この人はママ」「この人は知らない人」というような区別がついていません。
ほぼすべての人が「顔のある生き物」くらいの感覚なんです。
ところが、生後6ヶ月〜8ヶ月くらいになると、赤ちゃんの脳が発達してきて、「ママ(もしくはいつも一緒にいる人)の顔」と「知らない人の顔」を区別できるようになってきます。
この時期によく見られるのが、「ママ以外の人に抱っこされると泣く」「初めて会うおじいちゃんにギャン泣き」などの反応。
これが、赤ちゃんにとっての初めての人見知り。別名「8ヶ月不安」とも呼ばれています。
つまりこれは、「ママの存在をちゃんと認識できるようになった=認知能力がアップした!」という証。
なので、泣いてしまうことそのものよりも、「それが起こるという事実」が、むしろ喜ばしいことなんです。
👶 自我が出てくる1歳半〜2歳ごろの「第二の人見知り」
次に訪れる人見知りの時期は、1歳半〜2歳くらい。
この頃になると、子どもは「自分」という存在を意識し始めます。
つまり、「他人からどう見られてるのかな?」といった社会的な意識が芽生えてくるんです。
たとえば、スーパーでレジの人に「こんにちは!」と話しかけられて、ママの後ろにサッと隠れた。
あるいは、公園で近所の子のお母さんに声をかけられて、無言で固まってしまった…。
そんなことがあると、「うちの子、内向的すぎるのかな?」なんて思うかもしれません。
でもそれって、実は成長の大きなステップ。
「恥ずかしい」「知らない人に話しかけられるの、ちょっと緊張する」っていう感覚は、大人にもありますよね? それと同じなんです。
この時期の人見知りも、「うちの子、ちゃんと社会に目覚め始めてるんだな」と、むしろポジティブに捉えてもらって大丈夫です。
🤔「人見知りしない子」も、ぜんぜんOK!
ここまで「人見知りする子」の話をしてきましたが、もちろん中には「え、うちの子、誰にでも平気で近づいて話すけど…?」というお子さんもいます。
それって悪いこと? 大丈夫? と心配する声もあるかもしれません。
でも、ご安心を!人見知りをしないことも、まったく問題ありません。理由はいくつかあります。
✅ 理由①:たくさんの人と触れ合ってきたから
たとえば、兄弟姉妹が多い、祖父母と一緒に暮らしている、保育園に早くから通っているなど、「人に会う機会」が多かったお子さんは、人との関わりに慣れているケースがよくあります。
いつも誰かが話しかけてくれて、優しくしてくれるという経験が重なると、「人=安心できる存在」というイメージを持ちやすくなるんですね。
✅ 理由②:性格や気質の違い
大人だって、人付き合いが得意な人とそうでない人がいますよね。
それと同じで、子どもにも「社交的な子」と「ちょっと慎重な子」がいます。
好奇心が強くて、どんどん前に出ていくタイプの子は、人見知りしにくいことが多いんです。
つまり、人見知りをしない=発達に問題があるというわけではまったくありません!
人見知りとの付き合い方&親ができること

さて、ここからは実践編!
人見知りが強く出ているお子さんと、逆にほとんど人見知りをしないお子さん、それぞれに対して、保護者としてどんな関わり方をしたらよいのかをお話しします。
🧸 人見知りが強い子へのサポートは「無理させない」がカギ!
「お子さんが知らない人に会うと泣き出してしまう」「保育園でも他の子と遊べず、ずっと一人でいた」――こんなとき、親としては「早く慣れてほしいなぁ」と思いますよね。
でも、ここで無理をさせるのは逆効果。
お子さんの気持ちは、いわば“安心できるバリア”に守られているようなもの。
これを急に外してしまうと、心がびっくりしてさらに閉じてしまうことも…。
そこで大切なのは、段階を踏んで少しずつ慣れていくことです。
📌 ステップ式で人と関わる練習をしよう!
- ママ・パパと一緒に関われる人から始める
たとえば、祖父母やいとこなど、何度か会ったことのある人からスタート。 - “顔なじみ”の場所に通う
地域の子育て支援センター、児童館、公園など、何度も行くうちに「あの場所は安心」と覚えるようになります。 - 同年代の子がいる場所を活用する
同じ年ごろの子どもが遊んでいる場所に定期的に通うと、「あの子は見たことある子だな」と、他者への距離感が縮まりやすくなります。
こうした“少しずつ慣れる体験”を繰り返すことで、子ども自身が「知らない人=必ず怖いわけじゃない」と感じられるようになります。
😄 人見知りしない子には「人との距離感」を教えてあげよう!
人見知りしないお子さんって、見ていてとってもフレンドリーで、誰とでも笑顔で話したり、初対面でも手をつないで歩いたり…それはそれでとても魅力的ですよね!
でも、ちょっと気になるのが、“誰にでもついて行ってしまわないか”という点。
最近は、防犯面でもいろんな注意が必要な世の中。
「うちの子、大丈夫かな…?」と不安になることもあると思います。
🔑 教えておきたい4つのポイント!
- 知らない人について行かない
たとえ「お母さんが呼んでるよ」などと言われても、知らない人には絶対についていかないように教えましょう。 - 「困ったとき」は大人に伝える
迷子になったときや、変な人に声をかけられたとき、「信頼できる大人(駅員さんやお店の人など)」に助けを求める練習もしておくと安心。 - 人の表情を見る習慣をつける
「相手が嫌そうな顔をしていないか」「困っていないか」などを感じ取れるように、「相手の気持ちを考える」きっかけを日常会話の中で増やしてあげましょう。 - 防犯ブザーの使い方を一緒に確認する
まだ早いかな?と思っても、持たせるだけで安心感につながります。「困ったときはこれを鳴らすんだよ」と一緒に練習してみましょう。
👪 保護者も「気にしすぎない」ことが大事!
「どうしてうちの子はこんなに人見知りするんだろう…」
「他の子と比べてちょっと心配…」
そんな気持ちになること、ありますよね。でも、大丈夫です。
人見知りの出方や強さって、本当に子どもそれぞれ。
よくしゃべる子もいれば、慎重な子もいるし、すぐに懐く子もいれば、なかなか慣れない子もいます。
すべてがその子の“個性”であり、“成長の過程”なんです。
しかも、人見知りってずっと続くわけではありません。
成長とともに、保育園や幼稚園、小学校と新しい環境に入っていく中で、自然と人との付き合い方を覚えていく子がほとんどです。
🌷 こんなときは専門家に相談してもOK!
もちろん、「何をしても極端に怖がる」「激しくパニックになってしまう」「日常生活に支障が出ている」など、不安がずっと続く場合は、ひとりで悩まずに専門機関に相談するのもいい方法です。
保育士さん、子育て支援センターの相談員さん、対人関係のスペシャリストなど、親子に寄り添ってくれるプロがたくさんいます。
ちょっとしたアドバイスを受けるだけでも、気持ちが軽くなることがありますよ。
🌼 おわりに:子どもの個性を、まるごと信じてあげよう

子どもって、私たち大人が思っている以上に、ちゃんと自分の世界を感じて、考えて、歩いています。
だから、ちょっとくらい人見知りしても、慌てなくて大丈夫。
うまく関われない日があっても、落ち込まなくて大丈夫。
必要なのは、完璧な親になることではなく、
「大丈夫だよ」と寄り添ってあげる存在でいること。
あなたのその存在こそが、きっとお子さんにとって何よりの安心材料になっているはずです。
以上、本日の無料公開ブログでした。
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