
声が小さい・滑舌が悪い|発生練習で効果を感じなければメンタルを改善

目次
はじめに
「声が小さくて聞こえないよ」
「滑舌が悪くて聞き取れないね」
あなたは、会議やグループでの会話で自分の意見を言いたいのに、何を言ってるか分からないなどと言われてしまった経験はありませんか?
もしくは、プレゼンや発表会など人前で話す際に緊張してしまい、言葉が詰まってしまうことはありませんか?
声が小さい・滑舌が悪い人は、相手に話が上手く伝わらなくて、自分もストレスですし、相手にも多大なストレスを与えてしまいます。
滑舌や声の大きさを直すために、Youtubeなどで発声練習の仕方をみて直そうとした方もいるのではないでしょうか。しかし、多くの方がなかなか直らず悩み続けています。
発声練習や早口言葉など、様々なトレーニングを試しても声の大きさや滑舌が改善されないという方は、もしかしたらメンタル的な要因が隠れているかもしれません。
今回のブログでは、声の大きさや滑舌をメンタルから改善する方法を学んでいきましょう。
声が小さい・滑舌が悪いことでのデメリット

まず、改善方法を見ていく前に、はじめに声が小さいこと・滑舌が悪いことでの影響やデメリットを改めて考えていきましょう。
コミュニケーションがし難い
声が小さい・滑舌が悪い人は、相手に自分の意見が伝わりにくくコミュニケーションがし難いことが問題です。
コミュニケーションがし難いことで、相手とのすれ違いや誤解が生じやすくなります。
それにより仕事のミスやロスが起きるようになると、チーム全体での成果が下がりますし、お互いの関係もギクシャクとしてきます。
自信がなさそう/印象が悪くなる
声が小さかったり、滑舌が悪い人というのは自信がなさそうに見えたり、話すのにいっぱいいっぱいという風に見えて、仕事ができない・自信がなさそうなどと印象が悪く映ります。
自信がなさそうに見えますし、実際、自信がないという人がほとんどです。
話していて、緊張感や不安そうな態度に見えて、それが周りに映るため印象はよくありません。
機会を失ってしまう
自信がなさそうに見えるため、人からの評価を下げてしまうことがあるでしょう。仕事で昇進や異動の機会を逃してしまう人は多くいます。
また、うまく伝えることが出来なくて損をすることがあります。恋愛・婚活など人生の節目で、相手に自分の意思を伝えなくてはいけないときに、上手く伝えられないということがあります。
また、交友関係を広げる・人脈を広げるということも難しくなってくるでしょう。
本来は能力の高い人でも、伝える力がないがためにあらゆる機会を失ってしまうということが往々にしてあります。
ストレスの増加
コミュニケーションが上手くいかないことで、自分自身と、関わる周りの人々のストレスが増加します。悪気があろうと、なかろうとストレスを与えてしまいます。
いかがだったでしょうか。声が小さい・滑舌が悪いことでのデメリットというのは、自分自身へマイナスの影響がありますし、あなたに関わる方々へのマイナスの影響もあります。
「自分は生まれつき苦手だから」「いくらか改善策は試したけど無理だったから」
と改善することをストップしてしまう方もいますが、やり方が合っていなかったという可能性もあります。
デメリットを克服することで得られるものも大きいですから、諦めずに続けることが大事です。
次章でしっかり学んでいきましょう。
メンタルが声の大小・滑舌の悪さに影響
発声練習や早口言葉は、口周りの筋肉を鍛え、発音を改善する方法です。
しかし、取り組んでみても効果が出なかったり、なかなか直そうという意識が芽生えない場合には、メンタルの問題(心理的な要因)である可能性があります。
滑舌の悪さと深く関わる可能性のあるメンタル的な要因として、以下のようなものが挙げられます。
緊張や不安を感じる
人前で話すことへの強い緊張や不安があり、筋肉をこわばらせて、滑舌を悪くすることがあります。
こういった人は、怒鳴ってくる上司が苦手だとか、人が大勢だと落ち着かなくて苦手だとか、苦手な人や苦手なシチュエーションがあるという人がほとんどです。
過去に失敗した経験があって、トラウマのように引きずっているというパターンも考えられます。
自信がない
自分の発音が聞き取りにくい・自分の声質が暗くて嫌いなどといった理由から、自信を失ってしまい、滑舌が悪化・声が小さくなるという場合があります。
こういった人は、話を伝えるときだけでなく、日常全てにおいて自信がなさそうな態度や行動をとっています。
変わるためには、成功体験を積み重ねて自信を手に入れることが大事になってきます。
完璧主義
「完璧に話そう」「完璧なパフォーマンスをしよう」などと意識をしすぎて、かえって緊張してしまい、滑舌が悪くなることがあります。
より良く伝えたいという気持ちは大切なのですが、気持ちばかり先走って、行動が伴わないということが多分に見られます。
気を落ち着かせて、リラックスすることが大事です。
過去のトラウマ
過去の経験から、話すことに対して恐怖心や抵抗感を持ってしまう場合があります。
例えば、過去にいじめを受けた子というのは、人付き合いそのものが怖いものだ、避けたいものだと感じるようになる傾向にあります。その状態だと、良い人が仲良くなろうと声をかけても、距離をとってしまう、ということがあります。
メンタルの問題を改善する方法

自己観察して原因を特定
発声練習などでの改善が見込めない場合には、メンタル面での問題がないかに着眼しましょう。
「 いつ」「どのような」状況で滑舌が悪くなるのか、自己観察して原因を洗い出し、特定してみましょう。
自己観察する中で、苦手な人や苦手な場所など、自分の声や滑舌がおかしくなってしまう苦手な事物の特定のパターンが見えてくると思います。
なかなか自分一人では自己観察が難しい!と感じている方は、話し方・コミュニケーションの専門家に相談をすると良いでしょう。専門家に相談することで、客観的に問題点を把握でき、何をしたら良いのかが明確になります。
ポジティブシンキング
ネガティブ思考にとらわれていると、自信がなくなって伏し目がちでうつ伏せ気味になり、声が小さくなったり、滑舌が悪くなったりして上手く喋れなくなります。
ネガティブ思考の人は「自分は上手く話せない」「きっと失敗する」といった思考が頭の中をグルグルと駆け巡ります。自分でいっぱいいっぱいの状態になり、相手に伝えようという気持ちも薄れてきます。
「自分はダメだ」というネガティブ思考ではなく、「自分ならできる」というポジティブシンキングを身に付けることが大切です。
コミュニケーションの練習
声が小さい・滑舌が悪い人というのは、そもそも人とのコミュニケーションが苦手なため、人前で話そうとするとパフォーマンスが落ちる人が多いです。
人と会話をしたり、何か共同作業をする機会を避けようとするため、場慣れしていない状態といえます。
こういった人は、いろんな人とコミュニケーションを取る練習をして場慣れした方が良いでしょう。
当たり前と言えば当たり前ですが、何かを伝えるという行為は相手がいないとできないことです。
話をする・コミュニケーションを取るということは、相手に理解されるように伝えるべきなのです。
コミュニケーションが苦手な人はコミュニケーションを避ける姿勢であり、声も小さく・滑舌も悪くなりがちです。
コミュニケーションの量を増やして、場慣れをしていきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
発生練習や話し方のトレーニングをしても向上が見られない方は、メンタル面での問題を疑ってみてください。
話し方とメンタルは密接な関係があります。今回のブログを通してメンタル面の改善に取り組んで頂き、あなたが伝えたいことが伝えられるように応援しています。
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今回のブログで、自分1人で頑張ってもなかなか改善が難しいという方には、話し方教室シャンティのコミュニケーション講座をオススメします。
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こういった声の大きさや滑舌の悪さを改善するには、根本の問題は何で、どうしたら改善するのかを、的確に判断することで、最短で改善することができます。
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以上、本日の無料公開ブログでした。
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