
何をやっても続かない人と続ける人の違いとは

「すぐに飽きてしまう」
「三日坊主で終わってしまう」
「やる気が持続しない」
と、何かを始めても続かないと悩んでいませんか?
続けられない自分に対して自己嫌悪に陥ったり、そういう性格だからしょうがないと諦めていはいませんか?。
あなたの本音はどうでしょう?
習い事を始めたらしっかり身に付くまでやりたい。
趣味として始めたからには長く続けたい。
そう考えているあなたに、長く続けるためはどうしたら良いか、その方法をご紹介します。
この記事が何をやっても続けられないと悩んでいるあなたへの助けになれば幸いです。
続かない理由3選

なぜ物事を続けることができないのでしょうか。
あなたが続けられなくなる理由にはどんなものがありますか?
続けられなくなる主な理由を3つ選んでみました。
興味がなくなる
何か新しいことを始める、その原動力の一つが興味だと言えます。
新しい知識、スキルアップできる事に興味を持ち、それが身に付いた時の自分、そういった期待など、始める前や始めたばかりの時は色々想像力が働いて、そんな未来の自分への興味からモチベーションも高くなります。
しかし、しばらく続けていく中で、なかなか変われない自分という現実や、慣れてきたことでのマンネリ感、時期待していたことから外れてるなど、色々な要因で続けるモチベーションが下がってきます。
「続けてもしょうがない」
「続ける意味がない」
といった気持ちがやる気を削ぎ、続かなくなってしまいます。
時間がとれなくなる
何かを始めるということは、普段の生活に新しくスケジュールを組み込むことになります。
ある程度規則正しく生活しているうちは良いのですが、例えば仕事の残業やプライベートでの用事などで時間がとれなくなると、「今日(今回)はまあいいか」、「明日(次回)にしよう」と後回しにしてしまいがち。
初めのうちは休みながらもコンスタントに続けられていても、次第にできない(やらない)日が多くなり、やがて始める前の日常に戻ってしまいます。
そうなってしまうと、また再開しようとする気力が湧かなくなり、続かなくなってしまいます。
面倒くさくなる
続かなくなる理由の上記2点の根本的な気持ちが「面倒くさくなる」です。
やっていて楽しい時や、やりがいを感じているときは良いですが、モチベーションが下がってくると、やってもやらなくてもどちらでもいいような気持ちが出てきて、やることが面倒になってしまいます。
それでも続けなくてはいけないと自分に叱咤して続けようとしても、やがてその思いも重荷になり、しんどさを感じて諦めてしまいます。
そんな自分を「ダメな人間だ」と落ち込み、自己嫌悪に陥ってしまいます。
気分が落ち込むことで、ますますやる気が下がります。
続く人の3つの特徴

続かない人の理由、考え方のパターンを紹介しましたが自分と比べてどうだったでしょうか?
当てはまるものはありましたか?
ここからは続く人の特徴を3つ見てみましょう。。
物事が続く人は、続かない人と何が違うのでしょうか。
また続く人の特徴から、続けるための対処法をあげてみました。
理想が明確になっている
何かを始める時にはきっかけがあり、それをやることでどうなりたいのかという理想があると思います。
物事が続く人はやることで何を手にしたいのか、どんな自分になっていたいのか、どういう状態が再ゴールなのかが明確になっていると言えます。
「理想くらい持ってやっている」と言われるかもしれませんが、
どれくらい具体的にできているでしょうか?
理想つまりゴールが具体的になることで、そこにたどり着くまでの道のりがハッキリします。
自分が今どの辺りなのか、これから何を学んでいくのがが明確になり、自分の状態を把握できるので、
「今回はここまでやろう」
「次はあそこまで頑張ろう」
と細かな目標を立てることで、モチベーションを高く維持しやすくなります。
ただ漠然始めるのではなく、理想をしっかりと持てていることが続く人の特徴のひとつと言えます。
最終的な理想の自分になるために、そこにたどり着くまでの目標を細かく立ててみましょう。
まずは目先の目標に向かってやってみる。達成出来たら次の目標を目指す。というように進めていくことで続けやすくなると思います。
しかし決めた目標になかなかたどり着けない場合もあるかもしれません。そこで挫折感を抱いて続けられなくなってしまわないように、「ここまでできたからひとますず良しとしよう」というように気持ちに余裕を持ってやることがポイントです。
習慣化ができる
続く人は新しく始めたことでも上手く習慣づけられるという特徴があります。
人は一般的に安定を好みます。
つまりは変化することを嫌い、現状維持を保とうとする考えや行動をとろうとします。
何かを始めた時などは、生活の変化に繋がるので「面倒だな」「後にしようかな」など億劫に感じてしまうことがあります。
しかし上手く習慣づけられることでそれが日常となり、変化によるストレスを感じなくなるため、続けやすくなるのです。
では習慣化するためにはどうしたらいいでしょう。
あなたは習慣としてできていることには何がありますか?
朝の挨拶
いつも飲むコーヒー
通勤や帰宅の順路
など人それぞれあると思います。
習慣となっていることはほぼ無意識で行動を起こしていると思います。
そこに何も抵抗がなければ習慣として定着していきますが、ネガティブな感情「あの人とは挨拶したくないな」「この時間帯のこの道は通りたくない」といった気持ちがあれば、無意識に避けると思います。
習慣化とはこの無意識でネガティブな感情を持たないようにすることがポイントになります。
ネガティブな感情を持たないようにするためには自己肯定感がポイントになります。
「上手くできてるのかな」
「身についてるのかな」
「続けられるのかな」
などネガティブな考え方では続ける意識は遠のいてしまいます。
「ここまで出来るようになった」
「これは身についてるな」
「ここまでいい調子だ」
といった具合に始めは意識的に捉えることで、良いイメージが頭に残ることで無意識的にポジティブに捉えられるようになります。
そしてそれが続けようとする行動になり、習慣へと定着していきます。

自分自身を分析できいる
続けられる人は自分の性格、考え方、行動パターンを予め予測して続けられるように対処できている人といえます。
例えば自分が飽きっぽい性格だとしたら、飽きてきたときにどうしたら続けられるかを前もって対処方法を構築しておくことで乗り切ることができるからです。
そうした自己分析ができておらず、「今度こそ頑張ろう」「こっちの方が続きそうだ」と習い事を変えても、続かない自分の根本の対処ができていないと結局続かないパターンを繰り返してしまいます。
あなた自身はどんな性格で、どんな行動パターンを持っていますか?
今まで上手くいかなかった経験、続かない時の心理状態などを思い返し、客観的に自分を分析してみましょう。
「慣れてくると飽きてくるな」
「忙しくなると時間が取れず続かなくなってしまうな」
「思うような結果が出ないと諦めてしまうな」
など行動を振り返って、そうなった時、続けるためにはどうしたら良いか、自分の性格を考慮しながら考えておきます。
例えば
”飽き症な自分であれば、刺激が得られるように、決めた目標が達成出来たら自分にご褒美、できなければ何かペナルティを課そう”
”まとまった時間が取れなくなったときは、たとえ5分でも毎日できるように、すぐに準備できるようにしておこう”
”諦め癖がある人はああなりたい、こうしたいという夢願望を視覚化して気持ちを奮起させる”など。
自分が続けやすくなるシステムを作ることで、続かない考え、行動パターンを変えることができるはずです。
続けていく努力
新たなスキルを身に付けたり、自分を成長させるために何かを始める。
それは向上的で素晴らしい行動だと思います。
実際に理想の状態を手にするためには様々な道のりがあると思います。
決して平坦な道のりではないかもしれません。
苦悩や挫折を味わい、道半ばで諦めてしまう、そんなこともあると思います。
しかし楽ではないからこそ、達成した時は単位スキルが上がるだけではなく、それをやり遂げる力が身に付きまた自信にもなります。
それを可能にするには、やはり努力することが必要です。
今回紹介した続けるための対処法もそれを実行する努力がいるからです。
「分かっているけどそれが出来ないんだよね」と思われるかもしれません。
行動する、しないを決めているのはあなた自身です。
苦行に耐えるようなイメージを持つのか、理想を手に入れた未来をイメージしてやるのか、
物事をどう捉えるかで大きく変わってきます。
例えば世界的に活躍しているスポーツ選手も、小さな努力をコツコツ積み重ねて技術を身に付けています。
まずは何事も始めてからやがて来るであろう、飽き、面倒、諦め、といった思考に負けない努力をしてみてください。
そこを乗り越えることで次に繋がる行動がグンと取りやすくなるはずです。
自分との対話を大切にしよう

よく例えられるのが、自分の中にいる天使と悪魔。
諦めさせる声を聞くのか(悪魔)、続けようと努力する声を聞くのか(天使)。
あなた自身がポジティブで自分を信じることが出来れば、天使の声を聞くでしょう。
しかし、日々の疲れやストレスなど心がネガティブになってしまうと悪魔の声を聞いてしまいます。
自分との対話はとても重要です。それが自分がとる行動を決めるからです。
常にポジティブでどんな時も悪魔の声を聞かないためには、コツが要ります。
それはコミュニケーション能力です。
コミュニケーション能力に長けている人は悪魔の声を遮り、天使の声を聞き分ける能力が身に付いています。
コミュニケーション能力は苦手だと感じる人も多いですが、それもちょっとした努力で身に付けることができます。
何かを始めても続かないあなた、もっと続けられるようになりたいと感じているあなた。
一度、自分自身のコミュニケーションを見直してみることをおススメします。
自分のコミュニケーション能力がどれほどなのかを知る、気づく事も大切なこと。
自分の状態を知ることで、改善できるからです。
コミュニケーションスクール、アトリエシャンティのコミュニケーション講座は随時体験レッスンを開催しています。
そこであなたのコミュニケーション能力が診断され、今後に向けたアドバイスがもらえます。
コミュニケーションを良くすることで、手に入れられる未来の幅はグンと広がるでしょう。
あなたのご健闘をお祈りいたします!
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