

初対面の人との会話って何を話したら良いのか悩みますよね。
仲良くなりたいと思って話をしても、一言二言で途切れてしまい、その後の沈黙の気まずさに耐えられない…という人も多いのではないでしょうか?
でも大丈夫です。あなたも会話のコツを知ることで、初対面の人でもうまく会話できるようになります。
今回は、初対面の人との会話が苦手な人の特徴や、うまく会話するコツ、具体的な会話ネタを紹介します。
これを学ぶことで苦手な会話を克服していきましょう!
初対面の人との会話が苦手な人にはどのような特徴があるのでしょうか?
自分に当てはまっていないかチェックしてみてみましょう!
「初対面の相手に嫌われたくない」
「自分の印象を良くしたい」
など、人に対して悪い印象を与えたくないと評価や人の目を気にしてしまい、緊張してしまいます。
そして、緊張する事でさらに自分の印象を悪くしてしまったと自己嫌悪に陥り、悪循環からコミュニケーションそのものに苦手意識を持ってしまいます。
初対面だからこそ積極的に言いたいのが「緊張しますね」という言葉。
自分が緊張しているということは相手も緊張している確率は高いはず。
だからこそ本音の言葉が相手との距離を近づけてくれます。
「初対面って、なんだか緊張しますね」と素直に告白してみてもいいでしょう
会話をしていて相手のリアクションか薄いと「本当にちゃんと聞いているのかな?」「面白くないのかな?興味がないのかな?」と不安になって、話を続ける事に抵抗を感じたりします。
また、なかなか恋人ができないと悩んでいる人の共通点は、相手に対してリアクションをとらないことです。
自分は楽しくても、相手は「リアクションのない人は楽しんでいない」「むしろ自分は嫌われている」と解釈してしまいます。
では、どうしたらいいか。。
簡単で効果的なものは、あいづちです。
相槌は「今あなたの話をきいています」という姿勢を示し、会話を弾ませることができます。
笑顔で頷くだけでもOKです。相手は自分が受け入れられていると安心します。
「え?」「うわー」「すごいね」「へぇ〜」「なるほど」「いいですね」などの言葉は、話がどんどん展開していくきっかけになります。
相槌の仕方一つで、相手があなたともっと会話したいか、気持ちは左右されます。
初対面の会話を弾ませるには、リアクションの大きさはとても重要です。
共感とは、自分の身の周りにいる人々の意見、または感情に寄り添う気持ちです。
では、相手に共感できない関わりをするとどうなるのか。。
それは、無神経な発言で相手を傷つけたり、不愉快にさせたり、思いやりのない行動でその場の空気を乱してしまいます。
自分を中心として物事を考えるのでなく、まずは相手のことを考え、話に耳を傾けるよう心がけましょう。
人と接する中で、この人はいつも自分の話ばかりしているなと感じた経験ありませんか?
人は基本的に自分の話を聞いてほしい、自分のことを分かってほしいと思っています。
よって、聞き役になりっぱなしだと一緒にいることがつまらなくなったり、うんざりして苦痛になり会話は長続きしません。
会話は一方通行のものではなく、「キャッチボール」なので双方のバランスが大切です。
ここまで、初対面の人との会話が苦手な人の特徴を紹介してきました。
それでは、初対面の人との会話が上手くいくにはどうすれば良いのでしょうか?
コツを紹介します。
相手と仲良くなるにはまずは相手に興味を持つことが大切です。
相手に興味が無いと、リアクションが薄くなったり、質問が沸かなかったり、他事を考えてしまったり、これでは仲良くなるどころか、会話も続かず、相手との距離は縮まりません。
人はそれぞれ個性や特徴を持っているため、相手の話や行動にはいろいろな意味が隠れています。
相手の話や行動に対して「なぜそうなるのか?」という疑問を持って探求することで、相手を深く知る事ができるようになります。
相手との共通点が多いほど、人は心の距離が近くなり、仲良くなることができます。
しかし、共通点を見つける為には会話の量を増やさないと見つけることはできません。
ただし、自分と相手がだいたい同じ量を話すことがポイントです。
相手の話題の中に、自分の好きなもの、行ったことのある場所など、何かしらの共通点を見つけ出すように心がけてみましょう。
また、相手に質問ばかりするのでなく、自分も自己開示することで新たな共通点を見つけることができます。
初対面の人と話すときなどは、できるだけ良い印象をもたれようと、当たり障りのない表面的な会話になっていませんか?
初対面の場合、相手のことを知らない為、この人はどんな人なんだろうと警戒心を抱いてしまいます。そんな相手に心を開いて話せるでしょうか?
相手と仲良くなるには自分のことを知ってもらうこと(自己開示)が必要となります。
自己開示には、自分がどんな人間かを相手に説明することで、警戒心を和らげる効果があります。
こちらが自己開示をすると、それに対して相手からも打ち明けてもらいやすくなります。
例えば、「私は方向音痴で、ここにくるのに少し迷ってしまいました」などと軽い失敗談などでこちらから「自己開示」すると、相手は心を開いていると安心して「このように話してくれたのならば、私も自分の話をしよう」と感じ、相手も自己開示してくれます。
相手と仲良くなるには相手のことを知る必要があります。そのためには相手の話を聞く事が大切です。
それなのに質問しないと相手の知りたいことを知れないどころか、自分に興味が無いのかなという印象を与えてしまいます。
例えば、「週末は何をしているんですか?」といった質問で、相手の趣味や興味を引き出したら、質問を重ねて、その話題を盛り上げるといいでしょう。
質問の種類は大きく分けて、クローズクエスチョンとオープンクエスチョンがあります。
では、それぞれの特徴を見ていきましょう!
クローズクエスチョンは、YesかNoかの2択のように限定された選択肢の中から回答できる
質問です。
〈具体例〉
「今日は車できましたか?」
「今日は天気がいいですね?」
「趣味はありますか?」
「昨日はよく眠れましたか?」
「お酒は好きですか?」
「ペットを飼っていますか?」
クローズクエスチョンのように「はい」「いいえ」などの選択肢がなく、回答者が自由に考えて答える質問です。
よって相手から幅広い答えを引き出すことができるため、そこから会話を広げることができます。
オープンクエスチョンには事柄質問と、人柄質問があります。
〈具体例〉
「〇〇さんは何系の映画が好きですか?」
「〇〇さんの趣味は何ですか?」
「好きな食べ物は何ですか?」
「〇〇さんの出身は何処ですか?」
〈具体例〉
「〇〇を始めたきっかけは何ですか?」
「〇〇のどんなところに魅力を感じますか?」
「何をしている時に幸せを感じますか?」
価値観の部分で共通点、共感点があると、より心の距離は近づきます
クローズドクエスチョンを繰り返すと返答が「はい」「いいえ」で終わってしまうので、会話が盛り上がりません。
また、逆にオープンクエスチョンを繰り返すと、考えて回答しなければいけないので、返答がストレスになったりします。
大切なのは、どちらがいいというわけではなく、二つを上手にバランスよく使い分けるということが大切です。
初対面の人に具体的にどんな話から始めれば良いのか分からない方も多いかと思いますので、いくつか話題を紹介します。
天気や気温は、相手のプライベートに入り込む必要がないため、当たり障りのない話題です。会話の導入部分の話題にすると話やすくなります。
(例)
「今日は天気が良くて暑いくらいですね」
「本当暑いですね」
「最近は朝晩の寒暖差があり服選びに迷いますが、〇〇さんはどうですか?」
「私もいつも迷いますよ。今日は暑くなると言ってたから薄手できたけど、来る時寒かったです」
交通手段も、初対面での会話をする時、導入部分の話題にすると話しやすくなります。
(例)
「今日は何でこちらまでこられましたか?」
「私は車の運転は苦手なので電車できました。」
「そうなんですね。私は車できましたが途中道が渋滞していて間に合うか、ハラハラしました。」
バックやスマホケース、財布など持っているものはその人のこだわりであったり、気に入っているものであったりします。
よって持ち物を褒められると悪い気はしませんし、むしろ嬉しかったりします。
また、相手に対して興味を持っているという意思表示にもなります。
(例)
「そのカバン色合いも良くて素敵ですね」
「本当ですか?春らしくていいでしょそれに収納もたくさんあって使い勝手もいいんですよ」
「それはいいですね。何処で買われたんですか?」
出身地は、共通点を探すのにも役立つ話題です。
同じ出身というだけで、親近感が湧きます。
また、相手の出身地が自分の出身と違っていても観光名所や名物料理、名産のおみやげなど、ネタに事欠かず盛り上がるのが、出身地に関する話題です。
訪れたことがある場所ならなおさら会話が弾みます。
心理的な距離も縮まり、楽しい会話ができます。
(例)
「〇〇さんご出身は何処ですか?」
「岩手県です」
「岩手県なんですね。岩手だとわんこそばが有名ですよね」
「わんこそばいつかやってみたいなって思ってますが、〇〇さんはやられたことありますか?」
話題のニュース、大きな事件報道など、多くの人が関心を持つ時事ニュースも、話題にしやすいネタの一つです。
話のきっかけですから、それほど詳しく知らなくても問題ありません。
(例)
「令和5年5月8日以降、コロナも5類感染症についに移行して、最近マスクをしていない人もちらほら見かけるようになりましたね」
「そうですね。でもまだまだマスクをしている人の方が多いですよね」
「今までずっとマスクしていたので、その生活に慣れてしまってなしで外出することにもまだ抵抗ありますが、〇〇さんはどうですか?」
初対面では、軽く挨拶して「さて何から話したら良い?」と困ってしまうことありますよね。
そんなときおすすめなのが「今日起きたこと」です。
「今日会うまでどうやって過ごしていたか?」というのは聞きやすく、こちらも向こうも話しやすい話題です。
また、比較的簡単に会話も広がり、相手の仕事や日常について聞きやすいというメリットもあるのでおすすめです。
(例)
「今日は何時に起きましたか?」
「ここへ来るまでにどこかに寄って来ましたか?」
「朝起きてから出かけるまで何をしていましたか?」
休日の過ごし方も広がりやすいネタの一つ。
相手の趣味から、嗜好、性格まで共通点を見つけやすい話題です。
初対面で気になる異性を誘い出したい時は、必ず休日の過ごし方は最低限抑えておくべき。
そこからデートにも繋がりやすいので、休日の過ごし方は徹底リサーチするつもりで聞き出してみましょう。
(例)
「お休みはいつも何をしていますか?」
「友達とランチに行ったり、映画を観に行ったりしています」
「楽しそうな休日でいいですね。今まで行った中でおすすめのランチや映画🎬はありますか?」
お互いの好きな食べ物など、食べ物にまつわる話題も初対面の人との会話を弾ませるおすすめの話題です。
人にはそれぞれ食の好みがあります。
「好きな食べ物は何ですか?」と話を切り出したり、相手の答えから「わたしも〇〇好きなんです。この間も〇〇で〜〜」と会話を広げたりと、自然に会話をつなげることができます。
お互いに気楽にコミュニケーションが取れる話題であること・お互いの共通点を見つけやすいことなどを考えても、食べ物の話は初対面の人との会話をする上では必須な話題です。
(例)
「〇〇さん好きな食べ物は何ですか?」
「私はラーメンが好きです」
「私もラーメン好きです。この間も行列ができる豚骨ラーメンの店に友達と行ってきました。美味しかったです」
「〇〇さんは何系のラーメンが好きですか?」
次に見かけたときに、スムーズに話しかけられるくらいは仲良くなっておきたいですよね。
その為には、共通点を見つけ、共通点が見つかったら深掘りする。
特に価値観の部分で共通点があるとより仲良くなれます。
また、仲良くなるというゴールを常に頭に置くと、お互いの共通点など、きっかけとなるワードに敏感になり、盛り上がらない話でズルズル会話することもなくなります。
コツは分かったけど、いきなり初対面の人に実践するのは難しいし、勇気がいるなと思われる方もいると思います。
そんな方の為に安心して練習できるお勧めな場所があります。
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