

なんだか最近、人と関わったり話すのが面倒。
前はそんなことなかったのに…
そう思うことはありませんか?
実際、日常生活において、ふと話すのが面倒と思ってしまう人、意外と多いのです。
ここでは、その原因と対処法を考えながら日常でのコミュニケーションがより豊かになるようにお伝えしていきます。
まずは、自分対相手の会話や関わりのなかで面倒だと感じてしまう理由を上げていきましょう。
お互い、相手との話しが合わないと当然会話も弾みません。
よくわからない話だったり、興味のない話はだんだん会話するのも疲れて面倒になってしまいます。
相手がお話し好きであまりに自身のことを一方的に話し続けると、聞いている方はだんだんと面倒になってきてしまいます。
もともと、聞き手に回るのが得意で、話しを聞くのが好きな人は良いかもしれませんが、人と人がコミュニケーションをとるにはキャッチボールが必要です。
あまりに一方的な会話は要注意です。
何かと否定をする人、時々いますよね。
実は本人は気づいていないかも…しれません。
否定は会話を盛り下げて、相手の気持ちも下げてしまいます。
あまりに否定的な発言が多いと、ちょっとこの人と会話するのやめようかな…
と思ってしまうかもしれません。
「なんだか反応が薄いな、伝わっているのかな、つまらないのかな。」
など、相手のリアクションがなかったり、薄かったりするとこんな感情が湧いてきます。
相手の反応がわからないと話している側は不安になり、テンションも下がります。
その場の会話と全然関係のない質問をいきなりされたり、問いに対して全く違う返事が返ってくると
「なんだか意思疎通がとれないな」
と感じ、その相手との会話に面倒くささを感じてしまいます。
次は自分自身のコンディションや問題から起きる原因を考えましょう。
体や精神的に疲労が溜まっている時は、人と会話をするのが面倒くさいと感じてしまいやすいです。
人との関わりやコミュニケーションは体力が必要です。
疲れを感じる時はまずご自身のケアをしていきましょう。
やることが多すぎて余裕がなくなってしまうと、人との関わりも雑になりやすいです。
会話が面倒だなと感じるときはどこか気持ちに余裕がなかったり、心のキャパがオーバーしてる時かもしれません。
そう感じた時は何かを手放して、一度身軽になってみるのも良いですね。
ストレスを感じている時、余裕がない時、人としっかり向き合える状態ではありませんね。
当然、会話も面倒だと思ってしまいます。
ストレスやイライラの原因は様々かもしれませんが、一度その場から離れて呼吸を整え、気持ちを落ち着かせるのも一つの方法です。
食事や睡眠、生活リズムやサイクルが乱れると心も不安定になりやすいです。
まずは起きる時間、寝る時間をなるべく決めて、生活リズムを整えていきましょう。
何がモチベーション(やる気の源泉)かは人それぞれ違います。
自分がどんなことでモチベーションが上がったり下がったりするのか知っておくと良いでしょう。
自分を知ると自分自身のコントロールもしやすくなります。
ここまで、対人関係の問題、自己管理の問題、双方から会話が面倒だと感じてしまう人の原因を上げてきました。
では具体的にどんな人がこのような状態になりやすいでしょうか?
真面目すぎる人は完璧を求めてしまう傾向にあります。
これは長所でもあり短所にもなってしまいます。
些細なことや細かいことが気になって神経質になってしまいます。
対人関係においては「こうあるべき」と型にはめ込もうとする心理が働きやすいです。
その考えから視野を狭め、その型にはまらない人は面倒な人と考えてしまいます。
相手に気を遣いすぎてしまう人はついつい頑張りすぎてしまいますね。
人に嫌われたくないという心理から周りの人を過剰に心配してしまいます。
こうしなきゃ、ああしなきゃ、と色々考えて結局疲れてしまい面倒になってしまいます。
どうコミュニケーションをとって良いかわからないから人との関わりを避けがちです。
苦手意識が強いので自分から話しかけようともしません。
理由は様々ですが、他人にあまり関心がないので、人付き合いが面倒と思ってしまいます。
自分大好きタイプで一人でいることを好むので、あまり協調性がなく発言も比較的自己中心的になりやすいです。
初対面の人との会話でよく悩む人もいるかもしれません。
この時点で意識は相手ではなく自分自身に向いてしまっています。
相手にどう思われるか不安という心理です。
あれこれ考えているうちに話すのが面倒になってしまいます。
こういう状況では相手の事柄、人柄に視点をおくと相手への質問や興味が湧きやすいです。
気づかないうちにこのような心理状態になってしまっていることがあるかもしれません。
もしこのような状況に陥ってしまった時、どうしたらそこから抜け出せるでしょうか?
まずは呼吸を整えましょう。
呼吸に意識を向けることでリラックス効果につながります。
気持ちが楽でいて、落ち着いた精神状態であれば、余裕をもって会話ができます。
自分と共通点が多い人との会話は誰もが楽しいですよね。
話しも弾みますし、仲良くもなれます。
楽しい会話をしている中で「面倒」という感情が浮かぶことはまずないでしょう。
話しやすい人、自分と共通点が多い人から会話に慣れていくのも良いですね。
表情は心と繋がっています。
あまり気持ちが乗らない時でも意識的に表情を笑顔にすることで気持ちも前向きについてきます。
そして良い表情は良いコミュニケーションをする上で欠かせません。
どんなに面倒くさそうな相手であっても、こちらが笑顔でいると自然と相手も笑顔になります。
笑顔の表情と同様、大きなリアクションも自分自身の気持ちを高めるのに効果的です。
そしてリアクションがあると相手も話しやすくなり会話も弾んできます。
自分が会話をリードできると、たとえ相手が面倒な人であっても自分のペースで会話を進めることができます。
相手に興味を持てたら「面倒」から抜け出すことができるでしょう。
そのためには相手に対する質問が有効です。
いかに自分との共通点を探せるか。相手にたくさん話してもらえる問いかけができるか。
そして相手の人柄を知ることができたらより深い関係性がつくれると思います。
誰もが楽しく会話をしたいですよね。
そのためには日頃から準備をしたり、練習したり、自分の環境を整えていかなければなりません。
簡単な意識で変えられることもあれば、繰り返しのトレーニングによって身につけられることもあります。
いくつか方法をご紹介します。
忙しいことは良いことですが、あまりに詰め込みすぎると全てが中途半端になってしまい結局全て手付かずになってしまいます。
何が一番必要かしっかり考えて確実にやっていくことが大切です。
対人でも空間でも緊張していては本来の自分を出すことができません。
まずはどんな状況でも楽でいられるようになっていきましょう。
そうすることでどんな相手、どんな状況であっても良いコミュニケーションができるようになります。
上記にもありますが、共通点が多ければ多いほど人は仲良くなれます。
皆さん、どうでしょうか?
仲の良い相手、好きな人と会話をしている時に面倒と思うことはないですよね。
どんな相手に対しても、自分との共通点を探すことができれば面倒と思いことはなくなるでしょう。
世の中には色々なタイプの人がいます。
自分と同じ趣味、思考の人もいれば、全く違う人もいます。
得意な人とは仲良くできると思いますが、そうでない人とは距離をおいてしまうかもしれません。
そんな中、誰とでも仲良くなれるコミュニケーション力があれば対人関係において面倒と感じることはなくなるでしょう。
時には休む時間も必要です。
頑張りすぎて、気を遣いすぎて、気づいたら無理していた。
なんてこともあるでしょう。
なんかいつもと違うな、とか、気持ちが乗らないなと思う時は一度止まって自分を見つめてみましょう。
皆さんは人との会話をどんな気持ちでしたいですか?
ここまで「会話に対して面倒に感じる」というテーマで書いてきましたが、本来、会話は楽しむためにあると私は思います。
このブログを読まれている方は少なからず、今現在、コミュニケーションになんらかの悩みを持っていらっしゃるかと思います。
ここで書いたことをもとに、忙しい日常の中で
「人と話すのが面倒だと思う」ことから
「人と話すことが楽しい」と思えるような変化に繋がれば幸いです。
また、アトリエシャンティでは岐阜各務原校、名古屋千種校、富山校でコミュニケーション講座を開催しています。
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