

あなたは自己主張が得意ですか? それとも苦手ですか?
自分の意見を主張することはとても大事、と分かっていても多くの人は苦手意識を感じているでしょう。
自分の意見が言えないことでの悩みやストレスを抱えてはいませんか?
そのまま放っておいても、自然にその悩みがなっていくことはありません。
この記事ではそんな自己主張が苦手なあなたへ、自己主張ができる人、できない人の特徴をみながら自信を手に入れるヒントを紹介していきます。
問題解決への糸口をつかんでいただけたら幸いです。
では自己主張とはそもそも何でしょうか?
自分の意見や考え、欲求を伝えることです。
自分はこう思う、自分はあーしたい、自分はこうしたい、というように自分の思いを相手に理解してもらうためのコミュニケーションと言えます。
自分勝手な主張のコミュニケーションは相手を困らせてしまいますが、自分を知ってもらうため、相手に分かってもらうための意見をはっきり主張するのは大事なことです。
自己主張できない人にはどんな思考の特徴があるのでしょうか?
いくつかの特徴をみながら、自分自身を見直してみましょう。
自分の意見に自信がない人は、主張することを諦めてしまう特徴があります。
自信が無くなる要因として、
「見当違いなこと言ってしらけたらどうしよう」
「意見を言って否定されたら嫌だな」
とマイナス思考で捉えてしまう癖を持っていたり、
一度自己主張したことで失敗してしまった経験をすると、
自分の意見に自信が持てなくなり自己主張することに躊躇してしまいます。
誰でも人から好かれたいと考えると思いますが、人から嫌われることを気にしすぎてしまうと、自分の意見よりも相手に合わせようとする特徴があります。
「あの人と違う意見を言ったら嫌われるかな・・」
「反対したら怒られるかもしれない・・」
と相手の顔色ばかり伺ってしまうと、自分の意見が言えなくなってしまいます。
反発されるのを恐れるあまり、言うことを諦めてしまったり、我慢することもあるでしょう。
そんな自分に対して、落ち込んでしまうこともあります。
他の人の意見に流されてしまう、優柔不断で自分で決められないといったところはありませんか?
自分の意見が持てないのも自己主張できない人の特徴です。
「あの人の意見の方がきっと正しい」
「自分の意見は特にないからまかせよう」
など、自分の意見や考えが持てないと、相手任せになってしまい、自己主張をしなくなってしまいます。
周りからも「意見がない人」と思われてしまい、いつしか何も聞いてもらえなくなってしまうことも。
周りからどう思われているのか気にしてしまうと、自己主張できなくなってしまいます。
「人に意見を聞かれるの苦手だな」
「変に思われたらどうしよう?」
と周りの反応を気にしすぎてしまう特徴があります。
自意識が過剰に働いてしまうと、周りの目を気にしてしまいます。
そんな人は「自分が話したことで大した影響なんてない」くらいの気持ちでいた方が、楽に話せるでしょう。
相手のことを考えて行動したり、相手を気遣えることはとても素晴らしいことです。
相手への気遣いから自分が我慢すればいいという自己犠牲の思いで自己主張しない人もいます。
「自分が我慢すれば丸く収まる」
「迷惑になってしまうから‥」
などと考えてしまい自己主張することをしません。
しかし自己主張しないことで、結局自分の中にストレスを抱え込んでしまうので注意が必要です。
一見相手を気遣っているようですが、自分の評価を気にしてしているだけなのです。
相手への気遣いと相手に任せて自己主張しないのは別の話です。
本当に相手のことを考えるのであれば、しっかり自己主張をしましょう。
自己主張できない人の特徴をみてきました。
では何故そうした特徴が出てしまうのか。
自己主張できない特徴が出るその原因をみてみましょう!
いわゆる大人しい性格をしている人は自己主張が苦手です。
過去に何かあったとか原因がなくても、生まれ持った性格が関係してくることもあります。
例えば、人見知りをする人もいれば、どんどん人に寄っていくような人懐っこい人もいますよね。
どちらが良いかではなく、どちらも自分の個性です。
しかし、大人しい性格は自己主張ができない特徴を持ちやすいので、自分にどんな特徴があるのか向き合ってみてください。
努力次第で自己主張できるようになります。
大事なのは自分の個性を受け入れつつ改善していくことです。
小さい時に親の言うことは絶対であると厳しく育てられたことも関係しています。
親に叱られることが多い人は、大人になっても叱られないように自分の意見を言うのを控えようと考えてしまうのです。
「言ったら怒られるだろうな…」
「反対されるかも」
と顔色をうかがってしまい、発言を控えてしまうこともあります。
子供のころの経験と今は違うという認識をしっかり持って、昔の自分と結びつけないことが大切です。
過去に自己主張して失敗して苦い経験をしたり、後悔したことがあると自己主張できなくなります。
例えば自分の言ったことで嫌われたり馬鹿にされたりすると「もう話したくないな」と思いますよね。
過去に後悔した出来事があるとまた同じことを繰り返してしまうんじゃないかという不安がでてくると、自己主張できなくなってしまうのです。
過去の経験から何が失敗の原因だったのかを学び、失敗しないように活かすことが大事です。
また失敗するんじゃないかと考えてしまうのは、何も変えていないからとも言えます。
前の反省を活かして変えていくことで、もう一度やってみようと前向きな気持ちになります。
言いたいことはあるのだけれど話がまとまらず話せない、そういったことありませんか?
「何が言いたいんだっけ?」と頭の中が整理できていないと、上手く話せず、発言も躊躇してしまいますよね。
話がまとまらないのは、頭に浮かんだことをただそのまま伝えようとしてしまうからです。
自分がただ話したいことを話そうとするのではなく、話の要点をまとめるクセをつけましょう。
難しく考えなくても、まず自分は何を一番伝えたいのか、一言で伝えましょう。
その後に何故そう思うのか理由を話すようにします。
始めに伝えたい事を一言で言い切ってしまうだけでも、何が言いたいのか伝わりやすくなります。
自分のことよりも相手を優先してしまうことはないでしょうか。
自分に自信がないと、謙遜しすぎて遠慮ばかりしてしまいます。
自分の思いをハッキリ伝えるのは相手のため、という意識を持つといいですね。
自分ではなく相手のためなんだと思うことで、遠慮するのではなく自己主張できるようになるでしょう。
自己主張する人に対して、何だかカッコ悪いと感じてはいませんか?
大人しく、控えめで、相手を立てる方がスマートだと、そう感じている人は敢えて自己主張を控えていませんか?
だとしたらそれは裸の大将と言えるでしょう。
本当にスマートでカッコ良い人は相手を思いやりその行動ができる人。
相手のことを考えれば、自分の意見、考えは発言するべきでしょう。
実際に自己主張できる人はどのような特徴があるでしょうか?
いくつか紹介するので参考にしてみてください。
自分の意見や考えを話す前にあらかじめ準備しておくことができる人は自己主張が得意です。
準備をしておけば頭の中が整理することができ話しやすくなります。
紙やメモ帳などに言いたいことをメモする習慣をつけると良いでしょう。
自分に自信をつけるためにも徹底して準備しておくことをおすすめします。
自己主張ができる人は自分の意思をはっきりと伝えるという特徴があります。
しかし嫌なことに対してもはっきり否定するので自己主張が強くなってしまうことも。
他にも堂々としていて裏表がないので好印象をもたれたりしますが、度が過ぎると相手との関係が悪くなってしまうこともあります。
自己主張できる人は自信に自信があるので何も恐れることなく意見ができます。
自分の意見がはっきりしていて堂々と話すことができるので周りの人から好印象をもたれます。
ただ、自信がある分意見を曲げない一面があるので、周囲と衝突してしまうことがあります。
自分の思う通りに進めたがる傾向があります。
周りの意見を聞かなくなってしまうことがあるので注意が必要です。
「周りの人に認められたい」という思いが強く、目立ちたがったり率先してリーダーをやることがあります。
失敗してもへこまず、打たれ強い特徴があります。一度失敗したり怒られたりすると自信をなくしてしまいますが、こういった人は失敗を経験と捉え次はこうしようと考えます。
そのときの状況によって最適な考えができるので、主張もしっかりできるんですよ。
では自己主張できるようになるにはどうしたらいいのでしょうか?
改善方法をいくつか紹介するのでぜひ参考にしてください。
まずやってほしいことが現状把握と目標設定です。
これまでの自分を振り返ってみたり他の人に聞いたりして自分がどれくらい自己主張できているか把握しましょう。
そして自分の中で目標を立ててみましょう。
例えば、「この会議中に1回は発言してみよう」「今日1日で5回自分の意見を言おう」
など目標を立てて達成していくことで自信がついてきます。
自己主張できないのは周りの環境や人間関係が原因かもしれません。
例えば家族や仲の良い友達には自分の意見を言いやすいですよね。
それは信頼関係があるからです。
まずは自己主張するために信頼関係を築いていきましょう。
同じ主張でもタイミング次第で相手が受け入れやすかったりします。
主張する相手の様子を見て話を聞いてみましょう。
主張後の反応が全く違うはずです。
必要であれば質問してみたりして相手が答えやすい雰囲気を作るために話をすると良いでしょう、
自己主張できる人になろう!とすぐにできる人はいませんよね
周囲に自己主張できる人がいたら、その人の話し方や姿勢を真似てみることをおすすめします。
・どんな話し方をしているのか?
・言葉遣いは?
・どんな振る舞いをしているのか?
などを意識して真似してみましょう。
なぜそれを話そうと思ったのかやどうしていきたいかなど具体的に話すと良いでしょう。
具体的に話すことで相手に納得してもらいやすくなります。
相手に納得させるために合理的な説明が必要です。
自己主張するときは、理由や背景、それによって湧き上がった感情などをまず説明してから伝えるようにしましょう。
自己主張が苦手だと思い切って開き直ってみましょう。
自己主張できない人は他の人に合わせることができますし、相手の話を聞くことができるので協調性があると思われます。
主張しないので相手の話を聞くことができるのでいろんな知識や話題を知ることができるというメリットがあります。
どうしても自己主張できないと言う人は開き直って見ると良いでしょう。
自分の主張したいことがあっているかなと自信がない人は入念に準備をしておくと良いでしょう。
準備段階で主張したいことの根拠や理由を考えることでいざ話すときにわかりやすく落ち着いて伝えることができます。
準備を徹底しておけば周りの人の評価が上がったり、頼られる人になっていきます。
すると自分に自信がつくので自然と自己主張ができるようになります。
これまで自己主張ができな人、できる人の特徴を見てきました。
基本的に自己主張できる人は、ポジティブで前向きな思考があり、苦手な人はネガティブで不安な思考があると言えます。
大事なのは自己主張ができないことで思い詰めるのではなく、自分のペースでできるように練習していくことが大切です。
苦手意識があると、どうしてもマイナスな思いが出てきますが、実践し続けていくことで克服していけます。
ここまで紹介したことを実践していくことで自分に自信がつき自然にできるようになるでしょう。
また練習することで、苦手なことに向き合っているという自信が出てきます。
その自信をばねに頑張ってみてください!
それでも中々思うようにいかない、自己主張が苦手を克服できない、どうやったらできるようになるのかなと思った方はコミュニケーション講座に通うのがおすすめです。
自己主張できるようになるためには練習する必要があります。
アトリエシャンティでは実践形式で学べるので上達が早くなります
他にも一人一人に専属の講師がつくので自分の悩みにあったことを学ぶことができます。
自己主張できるようになって良い人生を過ごしましょう。
アトリエシャンティのコミュニケーション講座は、岐阜・名古屋・富山で体験レッスンを受付中です。
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