話すスピードが遅い人の特徴とは?早い人になる方法も紹介!
話すスピードが周りの人間に比べて遅いことで悩んでいないでしょうか?
家族や親しい友達の前だと相手と同じスピードで話せるのに、慣れない場所や、初めて会う人の前だと、会話スピードが遅くなるというお悩みをよく聞きます。
社会に出てから、様々な会話スピードの人と交流を持つうちに、今まで意識することのなかった自分自身の話すスピードの遅さを意識して、自信を無くした方もいるでしょう。
この記事では、そんな悩みを抱えている人のために、話すスピードを改善するための方法を紹介します。
話すスピードが遅い人と速い人の違い
話すスピードが遅い人に向けたコミュニケーション術を紹介する前に、話すスピードが遅い人と速い人で他人に与える印象の違いについて説明していきます。
両者にはどんな違いがあるのでしょうか。
話すスピードが遅い人の印象
話すスピードが遅い人の印象を紹介していきます。
話し方が遅い人というと会話の流れについていけない、コミュニケーションが苦手な人というイメージを持つかも知れませんが、意外に良い印象を持たれることもあります。
おっとりしている
ゆっくり話す人の印象として、どことなく頼りのない印象を与えてしまいます。
みなさんも話す内容に自信がないときは迷いから、気づいたら話し方がゆっくりになってしまうときはないでしょうか。
頼りない印象だけではなく、相手の話をじっくり聞くことができる人が多いので落ち着いた印象も与えます。
そのため、2つの印象が合わさりおっとりしているのんびり屋という性格に見られます。
思慮深い
話すスピードが遅い理由として、じっくり脳内で話の内容を考えてから話すことが原因の人もいます。
頭の回転が他の人より遅いわけではないので、考えてから発言する分的確な発言ができます。
そのため、話すまでの間が開くことも相まって物事をよく考えてから話す思慮深い人と周りにはとらえられます。
自信家で落ち着いている
ゆっくりとしたスピードでの話し方でも堂々としていたり、冷静に会話ができていれば自信があるように見えます。
政治家の街頭演説を聞いていると話し方はゆっくりかもしれませんが、説得力があり、自信満々な様子が伝わってきますよね。
特に年配の方や声に重みがある人は堂々としていて、自信があり落ち着いているという評価を受けます。
話すスピードが速い人の印象
話すスピードが遅い人の印象には納得できたでしょうか。
頼りない印象を持たれるといったマイナスの面もあるが、良く物事を考えてから発言する落ち着いた人というプラスの印象もあります。
では、話すスピードが速い人はどんな印象を持たれるのでしょうか。
落ち着きがない
話すスピードが速い人はせっかちな人という印象を与えてしまいます。
掃除の分担など簡単な指示を出すときは、テンポよく周りにやるべきことが伝わるので上手くいくかもしれません。
しかし、重要な会議での発表といった大切な場面では、いつもの慌てている印象があるので、周りからは不安に思われてしまいます。
落ち着きのなさが悪い印象を与えてしまう場面というのも出てきてしまうのです。
思考力や決断力が早い
早口になってしまう原因として、人より頭の回転が早く話したいことが溢れてくるのが理由の人もいます。
そういった人達は、テキパキとその場に合った言葉を周りに伝えることができるので、思考力が速い人という印象をあたえます。
思考力が高いので大事な決断も的確に判断することができます。
そのため、頼れるリーダーという印象を受けます。
自信がない
話すスピードが速くなる人の原因は様々です。
なかにはお互い沈黙してしまう状況に耐えられず、常に何かを話していないと不安な人や、緊張から早口になってしまう人もいます。
このような人達は周りからみると自信がない様子に見えます。
周りの反応を過度に気にする人や、コミュニケーションに慣れておらず不安から早口になってしまう人は、自信がない様子が周りにまで伝わってしまうのです。
話すスピードが遅くなる理由
話すスピードが遅くなってしまったり、速くなる理由は分かってきましたか?
話す速度により人は様々な印象を周りに与えます。
一番良い印象を与えるのは、速くもなく遅くもないちょうどよいスピードで話すことです。
話すスピードが遅いと自覚している人は、話す速度をあげる必要があります。
そのためにまずは、話すスピードが遅くなってしまう原因を探っていきましょう。
話すことに慣れていない
話すスピードが遅い理由として、単純に話し慣れていないということがあります。
会話の途中で言葉に詰まったり、途中で噛んでしまうのは自分の思考をアウトプットする機会が少ないためです。
具体的なシチュエーションで言うと
・急に回答を求められた時などに、うまく話せない
・話の内容がうまく組み立てられないので、長い説明ができない
というのは、話すことに慣れていないために起こるのです。
内向的な性格
話すスピードが遅い人の中には、話す前に自分の内心で迷いが出てしまうのが理由の人もいます。
・こんなことを言ったら馬鹿にされるのではないか
・自分が意見を主張したら、反論されるかもしれない
という思考からなかなか話し始めることができません。
話し始めた後にも、相手にどう思われるかに意識が行ってしまうこともあります。
怖い上司や、厳しい先輩が近くにいると、話している途中でもどう思われているか気になっていてしまうことがありますよね。
内向的な性格がスムーズな会話を妨げるのです。
話すスピードを速くする方法
ここまで、話すスピードが遅くなってしまう理由を紹介してきました。
みなさんに当てはまる特徴はありましたか?
ここからは、どうすれば話すスピードを速くすることができるかを解説していきます。
ポイントとしては、速いスピードで話したり、聞くことに慣れることと、内向的な性格や繊細な性格を克服することにあります。
音読をする
話のスピードをあげる方法として音読をするのがお手軽で効果があります。
紹介してきたように、話す速度が遅くなってしまう理由として、話し慣れていないことがあります。
新聞や本を音読して、文章を声に出す練習をすれば話すことに慣れていきます。
この練習方法のメリットとして、自分一人で話しの練習ができることにあります。
音読をするときは、普段の自分の話し方より早いスピードで話すように意識しましょう。
普段より早いスピードで動画や音楽を聞く
早いスピードでの会話について行くためには、話す練習と同じぐらい聞く練習も大切になります。
ユーチューブのような動画サイトや録画したテレビを少し早送りして聞くようにしましょう。
そうすることで、頭の回転が早くなり自然と早いスピードでの会話ができるようになってくるのです。
自信を深めて決断を早くする
話し始めるのが遅いと感じる人は、自分の決定に自信が持てるようになりましょう。
自信がつけば、話してよいのかを迷うことが少なくなるので、その分会話のレスポンスがあがります。
そのためには、周りの目を気にするのではなく、自分がどうしたいのかを意識して日々選択をしていく癖をつける必要があります。
自分の選択が失敗したとしても後悔するのではなく、次はどうすれば成功するのか、悪かったところを見つけるように意識していきましょう。
話すスピードを変えて話す会話術
会話をするうえで、ときとして遅いスピードで話すことが有効な場面があったり、早いスピードで話さなければならないシチュエーションも出てきます。
様々なシチュエーションがありますが、代表的な2つの場面について紹介していきます。
大切な話はゆっくりと分かりやすく話す
大切な約束の時間や、何か重要なメッセージを伝えるときはゆっくりと分かりやすく話すことが重要です。
聞き間違いや誤った意図が伝わるのを避けるためには、話しの内容もそうですが、聞きやすさも重要になります。
話すスピードと同時に、口ごもって聞き辛くならないように、言葉を前に出すイメージで話すようにしましょう。
相手を説得させたい場合は、あえて速めに
相手を説得したい場合は速いテンポで会話を進めていくことが重要になります。
理由として、相手に考えさせる時間を少なくすることで反論を防ぐ効果があるためです。
速さとしては、句読点の所で半拍程度間を置くとよいでしょう。
早口で話した結果、聞き取れないということがないように
・発音ははっきりとする
・重要なポイントは通常よりも少し大きめの声で話す
という点に注意するようにしましょう。
相手や状況に合ったスピードで話せるようになろう
会話のスピードによって相手が受ける印象は違ってきます。
そのため、話す相手やシチュエーションによって話すスピードを変えていくことができると会話がうまくいきます。
それができるようになるためには、遅い話し方、速い話し方、適度なスピードで話す方法、すべてできるようになる必要があります。
練習方法としては普段の会話から感情を表現することを意識して、話し方に緩急をつけるようにしましょう。
コミュニケーション講座体験レッスン開催中
話し方が遅いというように、自分の話し方が気になるという方はコミュニケーション講座に通ってみるのもおすすめです。
話し方の問題は複雑で、プロの目から見て問題を指摘して貰わないと解決しない場合が多いためです。
例えば自分では遅い話し方のせいでイライラされていると思っていても、実際は声が大きすぎるために嫌がられているということもあります。
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