
シャイな子供にも必要?コミュニケーション能力が育てる未来の力

「うちの子、恥ずかしがり屋で…」
子育て中の親御さんからよく聞く言葉です。人前で話すのが苦手、知らない子と遊べない、先生に話しかけられると固まってしまう…。そんなシャイな子供に、果たして“コミュニケーション能力”は必要なのでしょうか?
「うちの子には無理」と諦める前に、少しだけその意味を考えてみませんか?
目次
①コミュニケーション能力って何?
コミュニケーション能力とは、「相手と気持ちや考えを伝え合う力」のことです。
難しく聞こえますが、たとえばこんな場面がすでにコミュニケーションです:
「ありがとう」や「ごめんね」と言える
お友達に「一緒に遊ぼう」と声をかけられる
困ったときに先生に助けを求められる
つまり、「うまく話せるかどうか」ではなく、「自分の気持ちを伝えられるかどうか」が大切なんです。声が小さくても、言葉が少なくても、伝えようとする力がコミュニケーションの第一歩です
②なぜシャイな子供にもコミュ力が必要なの?
人と関わる力は、学校生活だけでなく、大人になってからの社会でも大切です。
たとえば将来の仕事。どんな職業でも、ほとんどは誰かと関わりながら進めていきます。
また、友達や家族との関係も「気持ちを言葉にすること」で深まっていきます。
シャイな子ほど、「本当はこうしたいけど言えない」というモヤモヤを抱えやすいです。そのままだと、「分かってもらえない」「一人でつらい」と感じてしまうこともあります。
だからこそ、小さい頃から少しずつ「気持ちを伝える練習」が大切です。
シャイな子供にはいくつか共通する「特徴」や「原因」があります。どんな特徴や原因があるでしょうか?

③シャイな子供の特徴
1. 人前で話すのをためらう
大人や初対面の人と話すときに、黙ってしまったり、後ろに隠れたりすることがあります。「恥ずかしい」「間違えたらどうしよう」という気持ちが強いのです。
2. 慣れるまで時間がかかる
新しい場所や新しい友達にすぐに馴染めず、しばらく様子を見てから少しずつ関わり始めることが多いです。
3. 注目されるのが苦手
発表や自己紹介など、注目が集まる場面では緊張しすぎて言葉が出てこないことがあります。顔が赤くなったり、声が小さくなったりする子も。
4. 感情を内にためやすい
嫌なことや困っていることがあっても、自分から言えずに我慢してしまう傾向があります。泣いたり、黙り込んだりといった形で表れることもあります。
④シャイになる主な原因
1. 生まれつきの気質(性格)
赤ちゃんのころから「慎重」「おだやか」「刺激に敏感」なタイプの子は、成長してもシャイになりやすい傾向があります。
こうした性格は「内向的」と呼ばれることもあり、悪いことではありません。
2. 環境や育て方
親があまり外に連れて行かなかったり、人との関わりが少なかったりすると、知らない人に対する不安が強くなることがあります。
また、親が過保護すぎたり、子どもの代わりに何でもやってしまうと、自分で話す機会が減り、自信が育ちにくくなります。
3. 過去の経験
たとえば、発表で失敗した、友達に笑われた、怒られたといった経験が「また同じことが起きたらどうしよう」という不安につながります。
4. 周囲の反応
「恥ずかしがり屋だね」と何度も言われたり、「もっとハキハキしなさい!」と否定されたりすると、ますます話せなくなってしまうこともあります。
シャイな子どもは、「人が苦手」というよりも「どう関わればいいかわからない」「失敗したくない」という気持ちが強いのです。それは、その子の性格・育ち・経験が影響している、自然なことです。
大切なのは、「無理に変えよう」とするのではなく、「そのままの気質を受け入れたうえで、少しずつ自信を育てていくこと」。
「話せないからダメ」ではなく、「ゆっくりで大丈夫」と安心させてあげることで、子どもは少しずつ心を開いていきます。
⑤ シャイな子に合ったコミュニケーションの育て方
シャイな子供は、人前で話すことに抵抗を感じやすいです。
だからといって、無理やり大勢の前で発表させるのは逆効果。大切なのは、その子のペースに合わせたステップです。
例:ステップアップの例
1、家族の前で話す練習
「今日あったことを教えてくれる?」など、安心できる場所で話す習慣を。
2、一人の友達との関わり
大人数ではなく、仲の良い一人とゆっくり話せる時間をつくる。
3、「伝える」遊びを取り入れる
おままごとやごっこ遊びを通して、気持ちや言葉を表現する力を育てる。
また、話すことだけがコミュニケーションではありません。表情や身振り、絵や文字など、いろいろな方法で気持ちを伝えることができます。
⑤コミュニケーション能力があることでのメリット
シャイな子供がコミュニケーション力を鍛えることで、将来社会人になったときに得られるメリットは多くあります。以下に主なメリットを挙げます。

1. 人間関係の構築がスムーズになる
コミュニケーション力があると、上司・同僚・取引先などと良好な関係を築きやすくなります。シャイな性格であっても、自分の気持ちや考えを適切に伝えられることで信頼関係が深まり、職場での孤立を防ぐことができます。
2. 自己表現ができるようになり、誤解を減らせる
シャイな人は誤解されやすい傾向がありますが、コミュニケーションスキルがあると、自分の意思を明確に伝えられるため、無用な誤解やトラブルを回避できます。
3. プレゼン・会議・面接で自信を持って話せる
社会人になると、人前で話す機会が増えます。シャイな子でも訓練によって「話す力」を身につけておけば、自信を持って発表や説明ができ、評価や信頼につながります。
4. リーダーシップや主体性が評価される
コミュニケーション力を磨くと、意見を発信したり、周囲と協力して物事を進める力が高まります。結果として、リーダーシップを発揮できる場面も増え、キャリアアップのチャンスにつながります。
5. ストレスの軽減・メンタルの安定
悩みや不満をうまく言葉にできるようになると、心の中に溜め込まずに済みます。相談や報告ができるようになることで、ストレスや不安が軽減され、より安定した社会生活を送ることができます。
6. 営業・接客・交渉など幅広い職種で有利
多くの仕事では「人と関わる力」が重視されます。もともとシャイな子供でも、コミュニケーションを鍛えれば、営業職やカスタマーサポート、マネジメント業務など、幅広い分野で活躍できる可能性が広がります。
⑥まとめ
シャイな子にも、コミュニケーション能力は必要です。
でも、それは「おしゃべりになること」ではありません。「自分の気持ちを伝えられること」。その力が、これからの人間関係や社会生活を支えてくれるのです。
親として大切なのは、無理に変えようとするのではなく、「伝えようとする気持ち」を少しずつ引き出していくこと。
「話せたね」「伝えてくれてうれしいよ」と、子供の小さな一歩を認めてあげましょう!
以上、本日の無料公開ブログでした。
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