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ゆがみに対して
イメージ 人間である私たちの骨格は、左右対称に造られています。しかし私たちは日常の仕事や活動において、左右対称に体を使うのは歩くときぐらいです。 ですからよく使われ疲れて縮んでしまった筋肉と、あまり使われなかったために、筋力が退化して緩んでしまった筋肉群というように、 全身の筋肉群の疲労地図ができあがります。
そうなると私たちの体はよく使って疲労して縮んでしまっている方向へ体は曲がってしまいます。老人の体型が前に曲がっているのはそのためです。
その使いすぎで疲労した筋肉群はその筋肉群をストレッチしたり、指圧したりして、リラックス(脱力)させて縮みを緩めてやろう、そうすることにより、 全身の筋肉群の疲労を分散し、全ての筋肉群が働きすぎと怠けすぎといったアンバランスを修正しようというのが、この自力整体です。
日本の整体の治療師は、この筋肉群の仕組みを利用して、骨格のゆがみから来る痛みを治していきます。しかし筋肉は人に疲れている部分をリラックス(脱力) させることはできても緩んでいる部分を引き締めることはできません。
イメージ それで治療に何年も通っている人は、引き締めるという強化運動は全くやらず、治療しに緩めてもらうことばかりやっているので、全身の筋肉群が緩んでしまい、 整体治療の副作用として、骨格のゆるみ性のずれや神経痛に悩んでいます。
また逆に筋肉群を鍛えなければといって、フィットネスクラブで器械を使って筋肉を強化していますが、、彼らは逆にリラックス(脱力)することを知らず、 筋肉を緊張させていますので、筋肉の慢性緊張をつくり、筋肉はこわばり関節はさびてくるといった副作用を起こしているのです。
全てこれらの治療や運動は筋肉のバランスを取るという観点から見たら、当然筋肉群に対して緩めるだけ、または縮めるだけという偏った方法しかやっていないから、 副作用を起こすのです。本当の運動療法とは、全身の筋肉群の縮んでいる部分をリラックス(脱力)させ、緩んでいる部分を緊張させ引き締めてやり、 筋肉群が本来求めていることを体にしてあげなければいけないのです。
ゆがみという言葉は西洋人にはなじみが薄いと思うのですが、全身の筋肉群に緩んで無力化している部分と、使いすぎて筋肉の慢性緊張を起こしている部分があるために、 その方向に体が引っ張られ、体の前後や左右のバランスが崩れている状態をさすのだとご理解していただけたらと思います。
ゆがみの弊害
イメージ さて、何故ゆがみは体に悪い影響を与えるのでしょうか。
それは、3つの問題があります。例えば立っている人が左足に6の体重、右足に4の体重がかかっているとします。すると体重がかかっている方の足側に膝の疲労からくる痛み、 その反対側の体重がかかっていない方は、筋肉群が緩んでしまい、腰の関節がずれて腰痛や座骨神経痛となることが分かっています。 この筋肉群のアンバランスも筋肉のしっかりしている若い人にはあまり見られないのですが、筋肉の老化弱化傾向になる中高年から高齢になると、 明らかな痛み、痺れ、コリなどの不快感に悩まされるようになるのです。
また左右のアンバランスが続くと、背骨をまっすぐに起こす筋肉群が緩んできて肋骨が下がり、いわゆる猫背となります。すると胸部の心臓や肺は圧痛され、 腹部の消化器系が下垂してきます。すると栄養吸収力&老廃物浄化力が低下して、体内に毒素をためるようになり、血液を汚し、各種の疾病へとつながっていきます。 つまりゆがみとは私たち本来の能力、それは筋力、内臓の力、精神的な力、全て含めてですが、自動車に例えるとサイドブレーキがかかっているままアクセルを 吹かしているようなもので、本来の力を著しく阻害します。
整体になるということは、サイドブレーキを外したエンジンのエネルギーが体の隅々まで循環し、最高のパフォーマンスが発揮できるようになっている状態を表します。
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